Googleマップから見られるレビュー欄は、以前に地名や施設の漢字の読み方が間違っているなどの、ちょっとした訂正を出したことはあったが、それ以外の利用はしていなかった。ただ最近になって、近所の知っている店や病院などで、その投稿者が場所を勘違いしているのでなければ完全に誤報または虚偽レベルのレビューが付いていることも少なからずあると気づいた。これでは関係者はたまったものではないだろうなと、最近は少し気をつけて読むこともある。
見ていて思うのは、日常的で普通だと思っている場所や店に対して、人はわざわざ感想を書かないものだということだ。よほど「レビュー数そのもので何かもらえる」やら「良質なコメントをしている利用者マークがもらえる」などの競争もしくは自己満足要素に突き動かされているのでないかぎり、ほとんどの人は「嫌なことがあったとき」書いてしまうものではないだろうか。
自分の憩いの場所や気に入った店など、身元がばれる危険を冒してまで大量に書きまくる人は(よほどの場合をのぞき)多くなないはず。逆に愛着がない場所になら、そして少しでも不満要素があった直後なら、大げさにしつつ勢いにまかせて書いてしまうことも、あるかもしれない。
書かれたほうはたまらないだろうなと、思う。精神的にまいってしまうこともあるだろう。
ただ、わたしが知っている近所の場所に限らずどこでもそうだと思うが、地元密着型の場所にGoogleのレビューをわざわざ見てからやってくる遠隔地の人というのは、数は多くないはずと信じたい。地元のことであればGoogleやネットを見る前にまず立ち寄るので、自分の目で判断して、そして気に入れば応援したいと思っている。