米国の裁判で野球選手の口座から金をだまし取って送金していた元通訳が、禁固刑のほかに日本円で約26億円(1700万アメリカドル)の支払いを命じられたそうである。
1億円でも難しいと思うのだが、どうやって返すのだろうか。
噂されているのはNetflixなどの会社にネタを持ち込んでテレビドラマ化してもらい、そのカネを補償に回すというものだ。本を書いてその印税という話もある。
借金を返すためにそういう行動を取るというのならば、味方したくない。だが被害に遭った選手側にカネを返すことがその方法以外でできそうにないなら、1円でも多く返還されたほうがいいのはもちろんで、気持ちは複雑である。
野球のことがまったくわからない人間としては、間接的に味方する心配はあまりないかもしれないが、なぜこれだけの金額になってしまったのか。ブレーンのような存在が複数いたら、ひとりにあれほど好き勝手されることもなかったのだろうと(もちろん現在は複数いるのだろうとは思うが)あれこれ考えてしまう。