今回は、バウムクーヘンのまとめ掲載が多かった最近では珍しい、単独のファイル。このあとがまた詰まりそうなので、いま載せておきたい(^^;。
7月21日がちょっとした記念日だったので、今月の前半くらいから、何かひとつふたつ、美味しいバウムをお取り寄せしたいと思っていたが、店が決まっていなかった。もたもたしているとどの店にも注文が間に合わないと思っていたところ、こちらのお店を思い出した。
もともとは、1年以上前から気になっていたお店だった。公式サイトにある画像がとても美味しそうで、いつか注文をと考えていたが、メールでひとまず賞味期限だけ伺ったまま、1年以上もそれきりになっていた。最近になって、偶然にもFacebookページで画像を発見し、リンクで「バウムの書」のみなさんにご紹介したところ、お店の方がコメントをくださった。これも何かの縁であるから今回こそは逃すまいと、急いでお店に連絡をとり、Facebook上と電話を通じて「7月20日ころほしいのですが」とだいたいの希望を伝えた。日数に多少の余裕があったためか快諾していただけて、20日着で商品が届いた(事前に銀行口座へ支払い済み)。
さて前置きが長くなったが、到着したのがこちら。デリケートな商品だが緩衝材を入れたケーキ箱に守られ、無事に東京までやってきた(クール便、冷蔵)。
直径は、下のほうが広いので、だいたいの計測になるが、14〜15cm。高さは約5cm。
重さ…実は直後にメモをしておかなかったので記憶違いがあったら申し訳ないのだが…たぶん261gだったと思う。この日はこれしかカットしていないので、何種類もカットした日だったらメモを忘れたらもうアウトなのだが、おそらく間違っていないと…信じたい(–;。
中心の白いものは、マジパン。チョコレートコーティングと本体のあいだに、杏ジャムが塗られている。
室温にもどしてから、カット。少しチョコレートが割れそうになってしまったが、冷蔵したままだったらもっと割れていたと思うので、わたしのへたっぴなカットでもこれくらいで済んで、運がよかった(!?)。
かなり手間がかかったお菓子で、一層ずつ丁寧に火を通してある。バウムを層に沿って割ることがお好きな方もいらっしゃるかと思うが、割るつもりがあれば、さほど苦労なく割れるはず。
力強い味わいで、水分はやや少なめ。見た目としては、チョコのせいか全体が引き締まってずっしりした印象を抱きがちだが、実際に食べてみると重苦しいことはなく、生地は適度にやわらかさを残している。ジャムとチョコの量も絶妙。
とても手間のかかった、美味しいお菓子をいただいた。お店の方に感謝。
原材料:バター、たまご、澱粉、マンデルローマッセ、グラニュー糖、小麦粉、ラム酒、香辛料、B.P、アプリコットジャム、クーベルチュール
賞味期限は製造から10日程度。
商品代は1800円、そのほかに送料(+クール便)、口座への振り込み手数料。最初に希望日等の連絡で電話をさしあげたあと、住所などの詳細はホームページ上のメニューを通じて、メール連絡をさせていただいた。
(日常的に店頭にある商品ではないそうなので、事前に余裕をもって問い合わせをしたほうが、よいかと思う)
同じ日に、山梨県の早川ベーカリーさんのバウムとカステラを取り寄せてあるので、そちらはまた別の機会にご紹介したい。
参考リンク:
○ グリュックス・クレー – 公式サイト (2019年3月閉店)
○ バウムの書 – バウムクーヘンを原材料の油脂と地域別で分類し、掲載しています。