去年のこの季節、迷って見送ってしまったカーベカイザーの商品。今年は忘れずに予約しておいた。ただでさえ美味しいバウムクーヘンクラシックに山桜はちみつ配合、しかも季節限定だ。
送料込みで4000円だった。事前に銀行に振り込みして、到着を待っていたところ、15日午前に到着。
まず、ただのラッピングと侮るなかれ。美しいデザインの(しかも上質の)紙を、折り目正しくつつんでいて、ああ紙の匂いがするなぁ、人様から心のこもったものをいただいたとき、こんな紙の匂いがしたっけと、妙に懐かしくなった。
開封したところ、A.O.P.バターの解説と、このバウムを含むお菓子頒布会のお知らせチラシとともに、美味しそうなバウム(上部はクッキー)が顔を覗かせた。
バウムの本体
重さ371g / 直径約15cm / 高さ約4.5cm / 中心の穴 約6cm
クッキーの重さ 34g
これこれ、この、まるでりんごの蜜のように見える中心のしっとりしたところが、カーベカイザー。わたしはここが大好きだ。山桜はちみつの味や香りを具体的に感じるほどには、わたしの側が成熟していないのかもしれないが、砂糖だけのバウムよりも全体にまろやかさを感じる。
層で焼いているはずなのに、全体の調和、まるでひとつの果物を食べているかのようなまとまりが、このお店のバウムの特徴。
また期間をあけて、くり返して、食べてみたい味。
原材料
A.O.P.バター、卵、グラニュー糖、小麦粉、小麦澱粉、アーモンド粉、バニラビーンズ、洋酒、塩、はちみつ
(原材料の一部に小麦、乳、卵を含む)
上記は、食品ラベルに書いてあったもの。だが一緒にはいってきた頒布会のチラシでは、内容が異なっている。どちらがほんとうだろう?
(チラシにあった表現)
アレルギー特定原材料:奥丹波のサクラ卵、A.O.P.バター、北海道産小麦粉、北陸産小麦澱粉、オーム社生クリーム、
原材料:ドイツ,レムケ社のローマジパン、スペイン産マルコナ種アーモンド粉、砂糖、六甲の山桜蜂蜜、ドーバー社さくらリキュール、赤穂の塩
大きく違うのは、生クリームがはいっているのかどうか、マジパンははいっているのかどうか。季節による違いなど、何らかの事情はあるのかもしれないが…。わたしの個人的な勘としては、食品ラベルが正しいような気がする。マジパンと生クリームは、今回のこのバウムからは、感じない。口に吸いつくようなしっとり加減ではないと思うのがその根拠。
バターは、前回わたしが食べたバウムクーヘンクラシッククンストのものと同じものを指しているが、前回とは表現を変更された模様。ちなみに、A.O.P.とは、Appellation d’origine protégéeの略で、日本語による説明は、Wikipediaをどうぞ。
アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ
賞味期限は約20日
参考リンク:
○ カーベカイザー – 公式サイト
こんにちは^^
カーべカイザーの層はいつ見ても美しいですね~
美味しそう♪
でもカーべカイザーでもラベルとチラシの原材料表示が違うなんて。。
ちょっとショックかも。
あの内容を重視して商品を選んでいる消費者がいることを知らないのかな?
正しい情報を正しい方法で伝える努力を店側に望みます。
タッキーさん、そうそう、この層がいいんですよね、カーベカイザーは。
原材料表示は、ネットに書いてあるものと到着物が違うというのは、たまにあります。悪い方に違っている場合(バターのみかと思ったらそうじゃなかったとか)、それがあまりに著しいと、お店にひと言チクリとしたくなりますが、たいていは、1回くらいなら見逃してあげます(←何様っ ^^;)。
今回のカーベカイザーは、チラシのほうを先に見て買う気になった人にしてみれば、不可解なことになるかと思いますね。。。