2011年の締めくくりバウムは、以前からちょっと気になっていたお店「ぴゅあ樹(ばーむ)光」のもの。通常はプレーンとチョコレート味の販売で、ときどき別のフレーバーが発売になるらしく、わたしが今月の上旬に注文欄を見たとき、29日発送の「黒糖」があったので、プレーンとともに注文してみた。
到着したのが30日。日持ちは1月1日までの数日間であるため、さっそく今日の昼に年末バウムとして開封。
左がプレーン、右が黒糖。黒糖がやや小ぶり。
(購入したのは、もっとも小さかった960円のもの x 2)
商品をやわらかなポリシートでつつんだまわりを、厚紙で巻いている。さりげなく和風の趣。
プレーン: 重さ 208g / 直径 12cm / 中心円 3.3cm / 高さ 3cm強
黒糖: 重さ 164g / 直径 11cm / 中心円 3.3cm / 高さ 3cm
季節のせいもあるだろうが、ぎゅっと詰まっている。おそらくこれを夏の室温にもどして食べたら、わたしの好みよりはふわふわ過ぎるかと思う。冬に買ってよかった。文句なしの食感。
味なのだが「甘くない」というのが最大の特徴のような気がする。黒糖も、黒糖を使っているというのだからガツンと甘くてえぐみも多少はあるのかなと思ったら、そうでもなかった。
それにしても、目を凝らすと層が見えるので焼いていることは間違いないだろううに、なぜこんなに薄い焼き色で作れるのだろう。美しすぎる。もしや蒸気を使って蒸し焼きにしているのだろうか…。不思議。
本格バウムの好きな方には、印象が薄いかもしれないが、これはこれで、食べ物としてとても美味しいと思う。
なめらかで上品、冬に食べれば目が詰まっている。固め好きの方にも、この季節ならばおすすめ。納品書にさりげなく配慮の言葉を添えてくださったり、心遣いがこまやか。贈りものとしてもよいかも。
原材料:
○ プレーン
全卵、バター、砂糖、米粉、牛乳、クリーム、片栗粉、食塩
○ 黒糖
全卵、バター、黒糖、米粉、牛乳、クリーム、片栗粉、食塩