いただきもの。話せば長いのだが…。
数日前、わたしが電話で問い合わせをしたら、お店から「店頭でお客様が注文された場合には発送ができますが、お電話でお客様への発送はしていません」という趣旨の話があって、まさかそんなことがと、mixiでぼやいた。すると、読んでいたお友達のひとりが「送りましょうか」と、声をかけてくださったという次第。ありがたや!
たちまち、到着。うるうる。
開けてみると、やっぱり豪華。プラスチックのぎざぎざナイフと、自分で水で溶いてフォンダンを作るための粉糖が添えてあった。
重さ 185g / 直径 13cm / 中心円 6cm / 高さ 2cm
値段は(ホームページによるとおそらく)1000円。
さて、いよいよ付属の粉糖を水で溶いてサイドに塗ろうと思ったのだが、ここで問題が。
粉糖を計ったら28gだった。だがお店の人の入れてくれた紙によると「小さじ5杯の水」とある。小さじ5とは、25mlである。
たまに計量スプーンの一番小さいのが小さじだと思っている人がいるが、あれは小さじ半分であり、実際の小さじは5ml(水の場合はml=g なので、計りで5gと同じ)なので、お店の人の分量に従うなら、水と砂糖がほぼ同量ということになる。
それはぜったい違うと思ったのだが、違ったら違ったで自宅の粉糖を足して元にもどせば済む話だから、水を25g入れてみた。やはり、水である。しゃばしゃばとしたシロップ。お店の人、ぜったい書き間違い(苦笑)。
そこで粉糖を28g足して、かなり緩いフォンダンにしてみたが、それでも緩すぎてだめ。冷凍庫に放りこんで一瞬でも固くしようかと思ったが、糖度が高すぎて凍らない。仕方ないのでそのまま塗ったら、塗っているそばから水のようになってしまった。その写真がこちら。
(前置き長いって ^^;)
(ちなみに、せっかくなので付属のぎざぎざナイフで切ってみた)
さ〜ここまで苦労したんだから、美味しくなかったらどうしようと思ったら…これが実にうまい。
シロップ同然のしゃばしゃばしたフォンダンと、生地の中のお酒が重なって、とてもいいハーモニーになっている。これ、面倒でも塗りたてを食べてほしいと思うお店の気持ちが、ちょっとわかった。
結論としては、粉糖が28gだったので、白っぽさが残るフォンダンにしたいならば、水は6cc〜10ccくらいでいいと思う。
というわけで、お店から通販はしていないとのことだが、機会があればぜひお試しあれ。
(お友達のMさん、ありがとうございました)
原材料:
小麦粉、バター、砂糖、卵、酒、アーモンド
賞味期限は外側の包装紙に書かれていたので、撮影を忘れてしまった。このブログを書いている時間にその包装紙が近くにない関係上、ぴったり何日だったかはわからないのだが、ホームページによれば日持ち14日間。
(翌日追記:やはり包装紙に書かれていた日持ちも、14日だったことを確認)
参考リンク:
○ コンディトライ・ミーネ – 三島市のお店。