やわらかシロコッペ(コメダ系列)の常設店舗が終了

 西武新宿線の新宿駅改札近くにあった、やわらかシロコッペ(コメダ系列のコッペパン店)の新宿ぺぺ店が、5月16日で終了するとのこと。今後は催事などで販売する予定があるらしいが、ここは最後に残った1軒だったため、常設店舗は終了となる。

 実は、コッペパンで色が白いのは、いまひとつ美味しそうに見えないという思いはずっとあった。こんがりした部分がなく、かといって甘系メニュー中心で菓子路線に走るでもなく、けっこう本格的な具材がはいった調理系もあり、どっちつかずな印象が。

 また、これは店のせいでも何でもなく、運が悪かっただけなのだが、初回の印象がいまひとつで、それ以来ほかの店舗で見かけても、購入することはなく終わった。

 というのは、わたしが家族の分まで複数のシロコッペを買った際に、事情ですぐ食べられず、けっきょく1日以上かけ、数回にわけて、ひとりで全量を食べることになったのだ。しかも調理系を中心に買ってあったため、やわらかいパンに具材の濃いめの味がこってりしみこんで、うぅ、これはつらいなぁ、と。
(くり返すが、すぐに食べることができていたら、印象はよかった可能性もある)

 コメダのグループ全体としてはかなり好調のようで、6月には阿佐ヶ谷の駅ビルにも店を出す。シロコッペはともかく、これからもがんばっていただきたい。

 コッペパンは「パンの田島」(ドトール系列)がなかなか人気で、他の会社がコッペパンから少しずつ下がっていっても、おそらく店舗はけっこうあると思われる。こちらの店は阿佐ヶ谷店が出来てすぐに数回ほど利用したが、正統派でなかなか美味だった。

そういえばFacebook主導の通貨

 リブラという名前で仮想通貨を発行すると予定されていたFacebookだが、つい最近のニュースによれば、Diemという名前になったらしい。
 だが、わたしが以前に想像していた「Facebook内でちょっとした用途のカネを投げ合う」的なものではなく、おそらくもっと大々的なものなのになるのだろう。

 Bitcoinもそうだったが、最初の最初、その後の価値が見通せない段階で通貨を入手した人は、もしかしたら大金持ちなのか、あるいは初期のころに手放してしまったのか——そんな、考えても仕方ないことを、あれこれ考えてしまう。

 ネット上で仲間内の銭投げツールとして使える程度ならば参加したいが、大がかりなものであれば、おそらく手は出さないかと思う。日本国内ならPayPayで送金ができるが、外国が相手だとそれも難しいので、財布代わりにできるようなサービスが何か登場してくれるとよいとは思うが。

 さて、もうひとつ。いつ実現するかはわからないが、ずっと楽しみにしているのが、Apple Cardだ。Apple Payではなくて、名前が書いてある程度のクレジットカード。アメリカでは1年以上前から使っている人がいるらしい。
 デザインがかっこよい。本人の名前、リンゴのマーク程度で、あとはほとんど何もないらしい。もっとも、iPhoneなどにアプリとして入れて、カードはおまけという扱いらしいが、それにしても、すばらしい。

 日本にはいってくるのが遅れているうちに、セゾンカードが「セゾンカードデジタル」とかいう、見た目が似たコンセプトのものを出してしまった。

 Apple Cardがほしい。たんに「ほしい」だけだが。

Instagramのフィード

 TwitterもFacebookも、公式にフィード貼り付けをサポートしている。利用者はウェブページのサイドバーなどに提供されたフィードを貼って、飾りのように使うことができる。

 だがInstagramは、そうではない。どうも1年くらい前までは簡単な方法で実現できたらしいのだが、その後、手続きが煩雑化したと聞く。一般利用者は技を駆使してどうにか利用するか、サービス提供業者に安価(または高価)でフィードを加工してもらって貼るか、あるいは自分が利用しているブログやホームページサービスがInstagram対応のプラグインを提供しているかどうか確認するというのが、考えられる大まかな流れらしい。

 わたしはまず、自力でできるのかできないのかを実験してみようとして、途中で止まってしまっている。WordPress(このブログを書いているシステム)ではプラグインが対応しているようなので、このブログに自分のInstagramフィードを貼るのであれば何も問題はないのだが、自分で書いたHTMLファイル上で使うことができるのかどうかが知りたかった。だが、いろいろあって、今日は時間切れ。

 何がどういろいろあったかというと、同じようなことについてやり方を紹介してくださっているブログさんたちのキャプチャした画面と、実際にわたしが先ほどから見ていた画面が、日付の差はせいぜい数ヶ月のものであるだろうに、かなり異なっていた。見くらべているうちに、頭が混乱しそうになったのだ。

 やろうとしたことと、実際にやったことは、以下の通り。
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1) まず、Instagramアカウントを「プロ」というものに切り替える
これはInstagramの設定画面から簡単にできた。別に料金を取られるようなものでもなかった。

2) Facebookページのほうで開発者メニューからInstagramを呼び出すAPIを準備する
 このAPIは、説明してくれているブログさんらによれば、Facebookページを空でもいいのでひとつ作成しておかないと、開発者メニューが使えないように書いているものが多かったが、最近になって方針が変わったのか、これは作らなくてもできそうに感じた。

(もっとも、わたしは以前に開発者メニューを使っていたし、Facebookページも持っているので、そうしなくてよさそうに感じただけかもしれない)

3a) ここで、Instagram用のAPI作成をしようとしたが、参考にしていた画面と実際がまったく異なっていて頭が混乱したので、いったんこれをあきらめた。

3b) だがせっかくなのでFacebookページとInstagramのプロアカウント(どちらもバウムクーヘンがらみで似た内容)を、正式にリンクさせておくことにした。これは何週間か前にFacebookが「Instagramとページをリンクさせましょう」と、何度も何度も表示させてきたもので、まあ、ついでだからいいか、と。

3c) そのとき、InstagramのプロアカウントとFacebookページをリンクさせられるのは、ビジネスマネージャーを使った場合のみ(大意)という表示が出た。わたしはたまたま、以前にFacebookページを日本語と外国語でそれぞれ書けるメニューを探していたときに、ビジネスマネージャというものに迷いこんだことがあり、使っていないのに設定を少しやりかけてあったので、それをそのまま使うことにした。

3d) すると、使う気がなかったのに中途半端に入力して放置してあったビジネスマネージャのアカウントが、Facebookページ「バウムの書」の正式な管理者となり、それまでのわたし個人アカウントが雇われマネージャのような隅に追いやられ、しかもその個人アカウント表示が現在の自分とリンクされていないし、名前などの表示もおかしい。そしてこれまでの記事を書いてきたメンバーとして表示されている部分にカーソルをあてると、プロフィールが空っぽの人間になっていて、なんだか気分も暗くなってくる。

 だが表示がおかしいだけで自分が編集権限を奪われたわけでもないし、一般人側からは変化はなくてわたし個人の管理インターフェイス上の問題であり、放置してもいいのかなと思ったのだが…

3e) けっきょく、放置する気分になれなかった。
 本来は上記の 2) でAPIを作りかった。そのあとは、どうやって加工したらそれをウェブに貼れるかに進みたかったのだが、実際には、こうして余分な 3e) の作業まで、きてしまった。

 ビジネスマネージャのメニューを隅から隅まで見てまわり、ようやく従来の管理者(わたし)の氏名編集とメルアド再確認までこぎ着けたが、過去の投稿で「これを書いた人」の欄は、やはりわたしではなく、プロフィールが空っぽの人間である。
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 ここまでやってみて、得た物はけっきょくわずかだ。無駄なことしたかも感が、ひしひしと。
 Facebookページの管理画面側にビジネス関係のメニューオプションがずらりと増えてしまったことだけが変化で、ほかは何も変わっていない状態である。ビジネスマネージャを使用せずに、Instagramのプロアカウントとの連携を切ってしまったとしても、いまならまだ実害がないのだが、また必要を感じたときにこの作業をするのも面倒そうで、さてどうしたものやら。

 もっと簡単な方法でInstagramのフィード埋め込みを実現できたらいいのだが、Facebook(Instagramの親会社)も、その方向には行かないだろう。ある意味で、あれはカネを生む、あるいはカネを動かす。自由度を高くすれば、トラブルが増えるばかりでビジネスチャンスが減る。

 写真は人目を引くものだ。写真だらけのものをウェブページに貼れたら、華やかな見た目となるだろう。そしてまた、利用法を簡単にした場合、本人が自分のアカウント分をウェブに貼るだけとは限らない。人気アカウントのフィードをたくさんページに埋め込んで、それ以外のスペースに置いた広告で稼ごうとする人も、出てくるかもしれない。

 いずれにせよ、自分の書いたHTMLページにInstagramが埋め込めるのかどうかは、もう少し考えてみる。何か方法があるかもしれない。

翌日追記:
 どうも今回の作業、まったく無駄ではなかったようだ。新規オープン予定サイトに、月200回まで表示無料のサービスを貼りつけてみたのだが、その際にInstagramのプロアカウントと、Facebookのビジネスアカウントが必要だった。やっておいてよかった。

さらに半日後、追記:
 別のサービス(回数制限なし)では、本人がログインできるアカウント(つまり他人のフィードは貼れない)ならば、Instagramのタイムラインを貼れた。
 ただ、そのサービスでは、ハッシュタグには対応していたようなので、自分のものにこだわらなければ、利用価値は高そうだった。

「総額表示」の期日が迫る

 4月1日から総額表示が義務化される。これは消費者へ販売やサービス提供をおこなう場合に、税込み表示を明記しておくというもので(税抜き表示が一緒にあってもかまわないが税込み価格表示をすることが義務となる)、人手が足らずに普段からぎりぎりでがんばっている小規模な店舗などでは、現在おおあわてで対応されていることと思う。

 これは以前から通販サイトなどで価格を比較する際に混乱のきっかけになっていたので、個人的には、よい流れかと考えている。たとえば運営企業や店舗が違えば、税込み表示か税抜きかで印象ががらっと変わる。安いぞと思って確認すると税抜きだったという具合だ。おもに、一般消費者も買うことができるものの卸を念頭においているサイトでは、税抜きが多かったように記憶している。

 わたしも何度か経験したが、最近の事例では——
 同じ商品で少しでも安いものがないかと検索していた際、A社が楽天では税込み表示、自社サイトでは税抜き表示にしていたことがあった。たまたま輸入食品だったために「価格が違うのは賞味期限か、外箱破損か、なぜ違う」とじっくり読んで気づいたが、そうでなければ安く見えるほうをクリックしてしまった可能性もある。

 さて、小売りの書店や出版業界では、これまで外税表示にしてきた書籍の値段を総額表示にすることで、膨大な手間がかかっていると聞く。税率が変わるたびに同じ手間になるのならばと、今後を案じて、品切れ時に増刷せず絶版扱いにする出版社もあるのではと、危惧する声もある。

 総額表示でたすかる消費者がいることは事実だが、こうした話を聞けば、ただでさえ厳しい出版業界事情を思い、歓迎ばかりもしていられない。

 なにかよい策はないものかと、案じている。

銀行の通帳を、電子にするかどうか

 何日か前に三菱UFJから、電子通帳にしたら1000円あげますというお知らせが来た。そんなに短い内容ではなかったが、要旨はまさにそれ。

 少し気持ちが揺れたのは事実だ。なぜかというと、わたしは三菱UFJの口座を定期的な入出金があるだけの用事で使っていて、その入出金が数ヶ月に一度の間隔でだいたい同額になるので、長い目で見ればただぐるぐると同金額で維持している状態。急に足らなくなることもないし、中味が増えることもないので、ごくたまに記帳に行くだけでいい。
 それに、気になればスマホで確認できるので、紙の通帳は年に1〜2回ほど記帳に行くときに使うのみである。それならば別に電子通帳でもいいのかなという気がする。

 なるほど1000円くれるのか…と思ったのだが。いや、これはなかなか踏み切れない。

 つい先日、新聞で読んだ。離れて暮らしていた家族が亡くなったとき、何を定期的にクレジット払い(または自動引き落とし契約)にしているかが把握できていないと解約の方法がわからず、もたもたしているうちに未払いの累積がとんでもない額になる、という話があるのだそうだ。

 契約がネット経由だったとわかっている場合は、パソコンの中を調べれば解約方法がわかるかもしれないが(厳密にはパソコンにパスワードがかかっていれば業者に有料で依頼する必要があるが)、離れて暮らしていれば、何をどこから調べるかという、ちょっとした情報の糸口をつかむのも難しい。
 そして請求書というものは、仮に本人の銀行口座を閉じてもクレジットカードを解約しても、舞いこみつづける場合が多いのだそうだ。

 わが家の場合は、何かがあったときにそなえ「どのあたりのフォルダを見ればヒントになりそうなことが書いてあるよ」と家族と話し合っているものの、さすがに自分が死亡または重大な状況に陥ったときにスマホが紛失または破損していて「銀行の電子通帳がスマホにいくつはいっていて、金額がいくらかを家族に調べさせる」というのは、思い描いただけで申し訳ない。

 まあ、いちおう、わたし個人に問題が生じると同時にスマホ本体に何かあったとしても、重要事項のヒントになる文書をフォルダに残しておけば、それはそれでいいのかもしれないが——1000円をもらわずに紙の通帳で残しておいたほうが、家族には楽かなという気もする。

 もう少し、迷ってみよう。

 

モバイルTカードと、電子マネーの話

 モバイルTカードのほうがポイントが高くなる店があった。出かける前にその店の情報を見ていたので、呼び出しやすいように、その店のアプリからモバイルTカードをクリックできるようにしたら「本人確認のためナビダイヤルに登録番号から電話をしてください」とのこと。

 わたしはナビダイヤルというのが苦手で、なぜ個々人が登録しているであろう電話代の定額プランや割引の対象にしてくれないのかと不満だ。わたしは10分以内に電話を切れば通話無料というプランだが、ナビダイヤルは通話が1分でも数十円の料金がかかる。

 ——まあ、その話は本質ではないので、つづきを書くとしよう。

 店のアプリからモバイルTカード情報が呼び出せるようになったわけだが、もともとモバイルTカードアプリはインストールしてあるほか、PayPay画面からも呼べるようになっている。

 まさかと思い、その二つを見ると、なんとどちらも「ナビダイヤルで本人確認をしてください」だそうだ。モバイルTカード公式アプリは、番号だけは表示されていて一部のメニューさえ押さなければ使えるのだが、PayPayからは電話をかけて認証が必要という。

 同じ端末の中にモバイルTカードのアプリ(公式アプリひとつと、Tカード情報呼び出しアプリがふたつ)がはいっていて、もしそれらをスムーズに使いたかったら3回電話をしろだとーっ。許せん〜。
 …ということで、電話はしないことにした。会員バーコードさえわかればいいなら公式アプリを別に立ち上げておいて、支払時に見せればよいのだから。

 さて、今日の目撃。電子マネーについて。

 現金、ごく一部のクレジットカード、PayPayしか使えない店が近所にある。いちおうチェーン店だが、チェーンすべてがその方針らしいと聞いている。

 若い女性が、レジで支払いをしようとしてクレジットカードを出した。店員さんが「○○カード以外は、使えないのです。ほかは現金か、PayPayだけです」と言うと、女性は絶句して、財布の中をちらっと見てから、「じゃあ、いいです」と、レジに商品をおいたまま帰った。店員さんは謝っていた。

 たしかに若い世代では、支払いが現金かPayPayのみと言われたら、困る人もいるかと思う。以前に聞いた話では、若い世代はLinePay利用者が多く、年齢層が上がるに従って楽天PayとPayPayが増えるのだとか。

 電子マネーやカードに何種類も対応するのは店としてたいへんと思うが(手数料だけを考えても)、取り扱いカードを増やすことが無理ならば、せめてQRコード系でもうひとつくらい用意してあげたらどうだろうかと、そんな風に考えた。

恵比寿ガーデンプレイスと、コヴェントガーデン

 もうじき恵比寿ガーデンプレイスから、三越がなくなる。あの三越には一度しか出かけていないが、空間の使い方に度肝を抜かれた記憶がある。新宿の小田急や京王の食品売り場の感覚だと、恵比寿三越の売り場通路に、小さめの販売ブースがはいりそうだった。それほど空間が広かった。

 実は恵比寿ガーデンプレイスそのものにも、数回しか出かけたことがない。だからなぜ急にこんなことを思ったのかわからないのだが、ロンドンのコヴェントガーデンに似ているな、ということだった。

 コヴェントガーデンというのは、ロンドンにあるショッピングモールのようなもの(かなりの長い期間を市場として使われてきたため開放感がある作り)で、食品や衣類など、雑多なものが売られていてなんだかとても楽しいところだった。

 (Wikipediaからの写真)

Covent Garden Interior May 2006

 この写真は内側だが、もう少し下がったところから見る入り口の、丸みを帯びた雰囲気は、やはり恵比寿ガーデンプレイスに似ていると思う。ネットに写真があると思うので、ご関心のある方は検索されたし。

 三越が去ったあと、恵比寿ガーデンプレイスはどんな雰囲気になるのだろう。
 あの「ゆったり」しすぎた雰囲気は、商業的には(売り上げとしては)アウトなのだろうが、なんとか少しでも残していけないものだろうか。

 こんな時期でなかったら、いまのうちに出かけてみたいものだ。
 前回はろくに写真も撮らずに帰宅したのが残念。

経産省と、庶民感覚のズレを発見

 すごいものを見つけてしまった → 経済産業省 ニュースリリースアーカイブ 2020年10月

 現在は、2021年1月である。たった3ヶ月前まで、経産省のお知らせに「今月のプレミアムフライデーは○○日です」のお知らせがあったというのは、なんだか脱力するよりも、驚愕してしまう。残業しないでゆったりした時間を過ごしましょうって、いつの時代なんだ。

 やめる理由がないと、やめようという誰かの号令がないと、ずっと書きつづけるということか。経産省、あまりに世間とずれすぎ。

小林製薬のストレートな商品名

 小林製薬が発売する商品の名前にダジャレめいたものが多いのは知られた話だが、わたしが子供のころからある「ビスラットゴールド」がまだ売られていたと気づき、吹き出しそうになった。おそらく “be すらっと” で、飲むとすらっとした体型になれるかも(整腸作用)、という発想ではないかと思うが…。

 せっかくなので、小林製薬の商品名をずらずらと見てみることにした。小林製薬 商品一覧 「あ行」から、適度に飛ばし読みだ。

 まずは、「あずきのチカラ フェイス蒸し」
 …顔を温めるものらしい。名前の印象はハウス「ウコンの力(ちから)」と近くて、商品のパッケージは花王の「めぐりズム」の雰囲気で、いいとこ取りだろうか。

 さらに、アルコールによる頭痛に「アルピタン」、商品名が説明になっている「汗ワキパット」。

 シミ対策で男女用がそれぞれある「ケシミン」、トイレ洗浄剤「さぼったリング」、突然の頭痛や発熱にたすかる「熱さまシート」。

 個人的には、よくこの商品名で企画が通るものだと感心してしまう「ステンレス水筒洗浄中」とか、「スマートホンふきふき」も、外せない。——だが、商品名を聞いただけでどんなものかだいたい連想できてしまうものは、実は業界にとっても消費者にとっても、この上なく理想的なのかもしれない。

 ストレートに頭にはいるかどうか、なのだろう。
 それにしてもこうした商品のネーミングは、いったい誰が考えているのだろうか。

京王百貨店の駅弁大会のサイトを見て

 京王百貨店(新宿)がときおりやっている駅弁大会。各地の駅弁と食品(飲料や菓子など)を催事会場で連日販売するものだが、先ほどサイトを見たところ、時間単位での持ち帰り予約や、一部商品の冷凍通販がおこなわれていた。

 店頭で受けとれる予約商品の種類は冷凍での通販に比較して多かったが、いくら時間を決めたところで、会場の混雑はあまり緩和されないのではと思う。欲しいものを受けとってすぐその場を去る客はあまりいないだろう。無事に買えたから安心とばかりに、残る時間で冷やかし半分に会場を見ようという人もいるはずだ。そして当然ながら、別フロアを見てから帰る人もいる。
 目玉の催事を守りたい京王が、なんとかして安全に開催するための工夫は、素晴らしいことではある。だが食品のからむことであるが故に、もし急に開催に暗雲が…となった場合、素人考えながらも、廃棄のリスクが心配だ。

 かといって、仕入れのほとんどを冷凍状態にして「帰宅後に電子レンジで温めて」と販売する方式もとれないことだろう。ほとんどの商品は通常販売のための容器を使用し、冷凍への工夫はなされていない。さらに、ほとんどの都道府県で、飲食物や弁当を提供する免許と、冷凍加工する免許は別であるはずなので、急に商品状態の変更もできない。また、客がきちんとした冷凍状態を保ったまま持ち帰るかどうかの保証もない。

 一時期は新宿のデパート食品売り場を駆け足で何軒も見てまわるのが趣味だったわたしも、いま催事に行きたいかと言われたら、躊躇する。

 今後のデパート(とくにイベント)は、どうなるのだろうか。

 こういったことをつらつら考えていると、20年くらい前にコンビニのAM/PMが売っていた「フローズン弁当」というのは画期的だった。店は冷凍状態で弁当を在庫するため廃棄リスクが少ない。客は名前や写真などで「○○弁当」と注文すれば、店側がその場で電子レンジにかけて出してくるので温かい状態で持ち帰れる。
 できあがった状態で常温または冷蔵で陳列されていないため、腐敗リスクが低く、その分だけ味が自然だったように記憶している。市販品はどうしても味が濃くなるのだが(しっかり味をつけて熱を通し、糖分も多めにするためだろう)、気のせいかフローズン弁当は、そのわざとらしい濃さがなかった。

 あれは、時代が早すぎたのだろうなと、思っている。
 ああいうシステムは、いまこそ必要なのではないだろうか。