ある一戸建ての広告

 相変わらず、不動産物件をネットで見ている。ある場所で、お得そうな広告を見た。築数年で広さもあり、南に面していて車を置くスペースもある——それなのに、微妙に安い。同条件ならほかで1000万円くらい足されていそうな値段。

 だがその場所の広告を出していた不動産会社のうち1社が、場所に直結しそうな地図を掲載していた。拡大してみたところ、なるほど線路の脇。しかも踏切もそこそこ近い。あの遮断機の音までセットでついてくるとなると、これはかなりの騒音だろう。

 先週その場所の近くを歩いていたので、この先の踏切だよなと目を向けると、そのそこそこ近い場所に物件が見えた。

 以前からその界隈に住んでいて慣れている人ならば別かもしれないが、これまでの持ち主または新築直後に入居した方が、音や振動で悩まれたことは、想像に難くない。

 そして許せないのは、何社もがこの物件を紹介しているというのに、線路と踏切が近いことをほんの少しでも匂わせている会社はひとつもなかったこと。これって、ありなのだろうか。野菜や牛乳の話ではなく、数千万円の買い物である。線路と踏切近しと、どうにかして匂わせる方法はないのだろうか。そして、倫理的にどうなのか。

 わたし自身は、1社がたまたま場所のヒントになることを書いていたために気づいたが、それも土地勘がある場所だったからであり、運がよかっただけだ。そうでない人たちは、詳細を問い合わせもしくは物件にまで案内してもらってようやく「あ、なるほど」となったのだろう。

 これからも、不動産のサイトはしばらく見ていくことになる。
 情報を集めて、その日が来たときに見る目が養われていることを祈るのみだ。

食品宅配サービスに思う

 サミットネットスーパーが業務を終了して以降、少し迷って何社か試したものの、最終的に落ちついたのはイトーヨーカドーだった。それ以来の数年間、ずっと週1回程度は利用している。

 そういえば20年ほど前だっただろうか、「大地を守る会」を、とっていたことがある。現在は不明だが当時は配達日などで週に1回程度の縛りがあったこと、料金は郵便口座からの引き落としだけだったということなど、いろいろあって、窮屈に感じて2年くらいでやめてしまった記憶がある。

 そのころ、周囲では「生協か、大地を守る会か、らでぃっしゅぼーやか、あるいは新サービスでオイシックスというのもあるらしいぞ」などの話が出ていたものだった。中でも「らでぃっしゅぼーや派とそれ以外」のような、ざっくりしたグループ分けがネット上であったような気がする。

 ところが…。いまや、大地を守る会、オイシックス、らでぃっしゅぼーやは、グループ企業になってしまった。ブランドとしてはそれぞれ残っているし利用層や方向性が多少は異なるが、運営母体が同じなのだ。
 三社とも、食の安全性などの面から、子育て中の人々、または買い物時間がじゅうぶんにとれない働き世代(ドアの前に置くなどの配達方法)に焦点を当てていた共通点があり、限られた数の客を奪い合うより、協力することで生き残りを検討したのだろう。

 この先、都市部に住もうと買い物が困難になる事例は増えると思われ、そういう時代が来る前からシステムに慣れておこうと、食品宅配サービスやネットスーパーを、ずっと利用してきた。だが、わが家としては無農薬や安全性ということよりも、定期的に購入するという縛りがなく好きなタイミングで呼べるということで、ネットスーパーのほうがありがたい。それに、イトーヨーカドーのネットスーパーは、惣菜が美味しい。利用するとほんとうに楽である。

 将来は都内のどの辺りに住むことになるかはわからないが、ネットスーパーが利用できる程度には便利な場所で、生きていきたいと考えている。

郵便局で電子マネー支払い

 郵便局での切手購入に楽天Payが(もちろんそれ以外の支払い方法も)対応していたのは、新鮮な驚きだった。

 わたしはこれまで、郵便料金や送料などの支払いには使えるのだろうと、そして切手そのものにはだめなのだろうと、思いこんでいたのだ。なぜかというと、国際郵便などはそのサービスに対する支払いだが、切手そのもののように、何らかの形で換金出来てしまえそうなものは、だめなのではないか(カネに準ずるものを電子マネーで買うことはできないのでは)と、漠然と考えていた。

 そんなことはなかった。今日は5月に発売になった切手できれいなものがあったので、封書用と葉書用でそれぞれ1シートずつ購入。楽天Payで支払いを済ませた。

 この楽天Payがまた、3月にマイナンバーカードを取得した際にマイナポイントに指定した支払い方法であるため、上限5000円の枠に到達するまでは、楽天ポイントで返ってくる仕組みだ。

 小銭要らずで、しかも(条件付き、上限ありだが)ポイントで返ってくるというのは、気が楽である。

ApplePayのセゾンカード対応で、ぬか喜び

 今年の5月10日まで、ApplePayには直接セゾンカードを入れることはできなかった。iPhoneでは使えたのだが、それは登録したカードをQUICPay(クイックペイ)経由で使用できるというもので、直接ApplePayとしてセゾンを使うことはできなかった。

 例を挙げると、WalletにSuicaとセゾンを入れていても、SuicaへのApplePay経由のチャージは、セゾンではできなかったのだ。WalletではなくSuicaのアプリから、セゾンカードでチャージする必要があった。

 ようやくこのほどセゾンが直接ApplePayとして使えるようになっということで、Suicaにチャージをしようとしたのだが…

 ApplePayに対応したカードを登録してください、の一点張り。いままでとまったく同じ。

 それなら、同じカードをふたたび登録すればいいのかと思えば「そのカードはすでに登録されています」。そしてセゾンカードのサイトでは「ApplePayに対応しましたっ♪」と誇らしげに書いてあるばかり。もちろん「♪」はついていないが。

 検索してみると、どうも「以前から登録していたセゾンカードは、そのカードが更新日を迎えるか(あるいは何らかのタイミングでセゾン側により更新されるか)、あるいは自分でいったん外して再読み込みさせるまで、ApplePayとしては使えない」ということらしい。

 カードの更新は来年の秋である。それ以前に何らかのタイミングで更新になるのだろうか。また、いったん外すのも、何やら気分が悪い。

 だがもう、別にいいかなという気もする。SuicaはこれからもSuicaのアプリからチャージすればいいし、これまで店頭でQuicPayを使ったこともないし、それならApplePayとセゾンが直結していなくてもいいやということに、なるのかも。

 だが別に今日でなくてもよかった1000円のチャージを、実験のついでになんとなく入れてしまったので、それはちょっと、気分がもやっとするのであった。

スーパーのセルフレジと、マルエツ「Scan and Go」

 徒歩圏内にマルエツの系列店が何軒かあり、よく利用している。最近Scan and Go(スキャンアンドゴー)というサービスがはじまったようだ。ただし、利用している人を見たことがない。

 利用法は…
 ○ スマホアプリをダウンロード
 ○ 入店時に、アプリから店へのチェックインをクリック
 ○ 店内の商品をカゴに入れるとき、そのアプリのカメラからバーコードを読んで、個数を自分で入力
 ○ 買い物を終えたら、専用レジ(台のようなものがあるだけ)にカゴを置いて、そこのカメラにカゴの内部を撮影させ、アプリの画面を読み取りさせると、会計が終わる仕組みらしい。支払いはクレジットカード。

 で、理屈はわかっているのだが、使いづらいのではないかなという予感が。

 ○ 3〜5品程度だったら、たしかに楽かもしれない。量が多いときは、カゴに入れながらのスキャンが面倒。
 ○ お店で店員さんに見せる「○○クーポン」などは、使えないのではないだろうか。有人レジに並び直しにならないのか?
 ○ 3個をカゴに入れてうっかり2個と入力するなどの、結果として万引き(あるいは故意に万引き)は、有人レジよりも増えるのではないだろうか。

 いっぽう、現在かなりあちこちの店に浸透してきた無人レジ(自分でスキャンして袋に詰める)は、重さで管理していると思われる。うっかり袋に触れてしまったり、スキャンしてからの移動にもたついていると、袋の重さに変化があったのにスキャンが進んでいないということで不審に思われるらしく、係員を呼びますという表示や音が出ることがある。(だがたいていの場合、係員さんは遠巻きに見ているので、ただもたついているだけで不審者ではないとわかるのか、寄ってこない)
 ただそうした無人レジは設置スペースを食うので、客さえ慣れてくれるならば、店内で各自がバーコードを拾ってくれたほうがありがたいというのは、店の本音だろうとは思う。

 アプリはいちおうインストールしてあるのだが、誰かが使っているのを見かけるようになったら、やってみようかと思う。まだ様子見。

楽天Payが使える自販機があった

 世の中はほんとうに進んでいるようで、わたしはせいぜい「自販機ってSuicaくらいだろうな」という感覚で歩いていたところ、あれやこれやとたくさんマークのついた自販機に遭遇。

 今日はとても暑く、マスクの影響でとくに喉が渇きそうだったため、ねんのために飲み物を買っておくことにした。
 なんとその自販機、Suicaに対応していなかったようだ。家族がスマホをかざすと、クレジットカードが立ち上がった(SuicaとクレジットカードがiPhoneのウォレットにはいっているため、Suicaがだめなのでカードで払いますかという意味合いらしい)。表示を見ると楽天Payの文字が見えたので、わたしが使ってみることに。
 注文をやり直して、画面で楽天Payを押し、QRコードを読みとると「110円を楽天Payから払うならばバーをスライドしてください」と表示が。スライドして無事に購入できた。

 これまで、JRの駅などでの利用が中心だったため、自販機はSuicaのタッチで買えるものと思っていた。だがSuicaは何を買うにもその場で即座にタッチ決済してしまうため、購入時に確認ができたほうがトラブル防止になるという考え方も、あるのかもしれない。

やわらかシロコッペ(コメダ系列)の常設店舗が終了

 西武新宿線の新宿駅改札近くにあった、やわらかシロコッペ(コメダ系列のコッペパン店)の新宿ぺぺ店が、5月16日で終了するとのこと。今後は催事などで販売する予定があるらしいが、ここは最後に残った1軒だったため、常設店舗は終了となる。

 実は、コッペパンで色が白いのは、いまひとつ美味しそうに見えないという思いはずっとあった。こんがりした部分がなく、かといって甘系メニュー中心で菓子路線に走るでもなく、けっこう本格的な具材がはいった調理系もあり、どっちつかずな印象が。

 また、これは店のせいでも何でもなく、運が悪かっただけなのだが、初回の印象がいまひとつで、それ以来ほかの店舗で見かけても、購入することはなく終わった。

 というのは、わたしが家族の分まで複数のシロコッペを買った際に、事情ですぐ食べられず、けっきょく1日以上かけ、数回にわけて、ひとりで全量を食べることになったのだ。しかも調理系を中心に買ってあったため、やわらかいパンに具材の濃いめの味がこってりしみこんで、うぅ、これはつらいなぁ、と。
(くり返すが、すぐに食べることができていたら、印象はよかった可能性もある)

 コメダのグループ全体としてはかなり好調のようで、6月には阿佐ヶ谷の駅ビルにも店を出す。シロコッペはともかく、これからもがんばっていただきたい。

 コッペパンは「パンの田島」(ドトール系列)がなかなか人気で、他の会社がコッペパンから少しずつ下がっていっても、おそらく店舗はけっこうあると思われる。こちらの店は阿佐ヶ谷店が出来てすぐに数回ほど利用したが、正統派でなかなか美味だった。

そういえばFacebook主導の通貨

 リブラという名前で仮想通貨を発行すると予定されていたFacebookだが、つい最近のニュースによれば、Diemという名前になったらしい。
 だが、わたしが以前に想像していた「Facebook内でちょっとした用途のカネを投げ合う」的なものではなく、おそらくもっと大々的なものなのになるのだろう。

 Bitcoinもそうだったが、最初の最初、その後の価値が見通せない段階で通貨を入手した人は、もしかしたら大金持ちなのか、あるいは初期のころに手放してしまったのか——そんな、考えても仕方ないことを、あれこれ考えてしまう。

 ネット上で仲間内の銭投げツールとして使える程度ならば参加したいが、大がかりなものであれば、おそらく手は出さないかと思う。日本国内ならPayPayで送金ができるが、外国が相手だとそれも難しいので、財布代わりにできるようなサービスが何か登場してくれるとよいとは思うが。

 さて、もうひとつ。いつ実現するかはわからないが、ずっと楽しみにしているのが、Apple Cardだ。Apple Payではなくて、名前が書いてある程度のクレジットカード。アメリカでは1年以上前から使っている人がいるらしい。
 デザインがかっこよい。本人の名前、リンゴのマーク程度で、あとはほとんど何もないらしい。もっとも、iPhoneなどにアプリとして入れて、カードはおまけという扱いらしいが、それにしても、すばらしい。

 日本にはいってくるのが遅れているうちに、セゾンカードが「セゾンカードデジタル」とかいう、見た目が似たコンセプトのものを出してしまった。

 Apple Cardがほしい。たんに「ほしい」だけだが。

Instagramのフィード

 TwitterもFacebookも、公式にフィード貼り付けをサポートしている。利用者はウェブページのサイドバーなどに提供されたフィードを貼って、飾りのように使うことができる。

 だがInstagramは、そうではない。どうも1年くらい前までは簡単な方法で実現できたらしいのだが、その後、手続きが煩雑化したと聞く。一般利用者は技を駆使してどうにか利用するか、サービス提供業者に安価(または高価)でフィードを加工してもらって貼るか、あるいは自分が利用しているブログやホームページサービスがInstagram対応のプラグインを提供しているかどうか確認するというのが、考えられる大まかな流れらしい。

 わたしはまず、自力でできるのかできないのかを実験してみようとして、途中で止まってしまっている。WordPress(このブログを書いているシステム)ではプラグインが対応しているようなので、このブログに自分のInstagramフィードを貼るのであれば何も問題はないのだが、自分で書いたHTMLファイル上で使うことができるのかどうかが知りたかった。だが、いろいろあって、今日は時間切れ。

 何がどういろいろあったかというと、同じようなことについてやり方を紹介してくださっているブログさんたちのキャプチャした画面と、実際にわたしが先ほどから見ていた画面が、日付の差はせいぜい数ヶ月のものであるだろうに、かなり異なっていた。見くらべているうちに、頭が混乱しそうになったのだ。

 やろうとしたことと、実際にやったことは、以下の通り。
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1) まず、Instagramアカウントを「プロ」というものに切り替える
これはInstagramの設定画面から簡単にできた。別に料金を取られるようなものでもなかった。

2) Facebookページのほうで開発者メニューからInstagramを呼び出すAPIを準備する
 このAPIは、説明してくれているブログさんらによれば、Facebookページを空でもいいのでひとつ作成しておかないと、開発者メニューが使えないように書いているものが多かったが、最近になって方針が変わったのか、これは作らなくてもできそうに感じた。

(もっとも、わたしは以前に開発者メニューを使っていたし、Facebookページも持っているので、そうしなくてよさそうに感じただけかもしれない)

3a) ここで、Instagram用のAPI作成をしようとしたが、参考にしていた画面と実際がまったく異なっていて頭が混乱したので、いったんこれをあきらめた。

3b) だがせっかくなのでFacebookページとInstagramのプロアカウント(どちらもバウムクーヘンがらみで似た内容)を、正式にリンクさせておくことにした。これは何週間か前にFacebookが「Instagramとページをリンクさせましょう」と、何度も何度も表示させてきたもので、まあ、ついでだからいいか、と。

3c) そのとき、InstagramのプロアカウントとFacebookページをリンクさせられるのは、ビジネスマネージャーを使った場合のみ(大意)という表示が出た。わたしはたまたま、以前にFacebookページを日本語と外国語でそれぞれ書けるメニューを探していたときに、ビジネスマネージャというものに迷いこんだことがあり、使っていないのに設定を少しやりかけてあったので、それをそのまま使うことにした。

3d) すると、使う気がなかったのに中途半端に入力して放置してあったビジネスマネージャのアカウントが、Facebookページ「バウムの書」の正式な管理者となり、それまでのわたし個人アカウントが雇われマネージャのような隅に追いやられ、しかもその個人アカウント表示が現在の自分とリンクされていないし、名前などの表示もおかしい。そしてこれまでの記事を書いてきたメンバーとして表示されている部分にカーソルをあてると、プロフィールが空っぽの人間になっていて、なんだか気分も暗くなってくる。

 だが表示がおかしいだけで自分が編集権限を奪われたわけでもないし、一般人側からは変化はなくてわたし個人の管理インターフェイス上の問題であり、放置してもいいのかなと思ったのだが…

3e) けっきょく、放置する気分になれなかった。
 本来は上記の 2) でAPIを作りかった。そのあとは、どうやって加工したらそれをウェブに貼れるかに進みたかったのだが、実際には、こうして余分な 3e) の作業まで、きてしまった。

 ビジネスマネージャのメニューを隅から隅まで見てまわり、ようやく従来の管理者(わたし)の氏名編集とメルアド再確認までこぎ着けたが、過去の投稿で「これを書いた人」の欄は、やはりわたしではなく、プロフィールが空っぽの人間である。
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 ここまでやってみて、得た物はけっきょくわずかだ。無駄なことしたかも感が、ひしひしと。
 Facebookページの管理画面側にビジネス関係のメニューオプションがずらりと増えてしまったことだけが変化で、ほかは何も変わっていない状態である。ビジネスマネージャを使用せずに、Instagramのプロアカウントとの連携を切ってしまったとしても、いまならまだ実害がないのだが、また必要を感じたときにこの作業をするのも面倒そうで、さてどうしたものやら。

 もっと簡単な方法でInstagramのフィード埋め込みを実現できたらいいのだが、Facebook(Instagramの親会社)も、その方向には行かないだろう。ある意味で、あれはカネを生む、あるいはカネを動かす。自由度を高くすれば、トラブルが増えるばかりでビジネスチャンスが減る。

 写真は人目を引くものだ。写真だらけのものをウェブページに貼れたら、華やかな見た目となるだろう。そしてまた、利用法を簡単にした場合、本人が自分のアカウント分をウェブに貼るだけとは限らない。人気アカウントのフィードをたくさんページに埋め込んで、それ以外のスペースに置いた広告で稼ごうとする人も、出てくるかもしれない。

 いずれにせよ、自分の書いたHTMLページにInstagramが埋め込めるのかどうかは、もう少し考えてみる。何か方法があるかもしれない。

翌日追記:
 どうも今回の作業、まったく無駄ではなかったようだ。新規オープン予定サイトに、月200回まで表示無料のサービスを貼りつけてみたのだが、その際にInstagramのプロアカウントと、Facebookのビジネスアカウントが必要だった。やっておいてよかった。

さらに半日後、追記:
 別のサービス(回数制限なし)では、本人がログインできるアカウント(つまり他人のフィードは貼れない)ならば、Instagramのタイムラインを貼れた。
 ただ、そのサービスでは、ハッシュタグには対応していたようなので、自分のものにこだわらなければ、利用価値は高そうだった。

「総額表示」の期日が迫る

 4月1日から総額表示が義務化される。これは消費者へ販売やサービス提供をおこなう場合に、税込み表示を明記しておくというもので(税抜き表示が一緒にあってもかまわないが税込み価格表示をすることが義務となる)、人手が足らずに普段からぎりぎりでがんばっている小規模な店舗などでは、現在おおあわてで対応されていることと思う。

 これは以前から通販サイトなどで価格を比較する際に混乱のきっかけになっていたので、個人的には、よい流れかと考えている。たとえば運営企業や店舗が違えば、税込み表示か税抜きかで印象ががらっと変わる。安いぞと思って確認すると税抜きだったという具合だ。おもに、一般消費者も買うことができるものの卸を念頭においているサイトでは、税抜きが多かったように記憶している。

 わたしも何度か経験したが、最近の事例では——
 同じ商品で少しでも安いものがないかと検索していた際、A社が楽天では税込み表示、自社サイトでは税抜き表示にしていたことがあった。たまたま輸入食品だったために「価格が違うのは賞味期限か、外箱破損か、なぜ違う」とじっくり読んで気づいたが、そうでなければ安く見えるほうをクリックしてしまった可能性もある。

 さて、小売りの書店や出版業界では、これまで外税表示にしてきた書籍の値段を総額表示にすることで、膨大な手間がかかっていると聞く。税率が変わるたびに同じ手間になるのならばと、今後を案じて、品切れ時に増刷せず絶版扱いにする出版社もあるのではと、危惧する声もある。

 総額表示でたすかる消費者がいることは事実だが、こうした話を聞けば、ただでさえ厳しい出版業界事情を思い、歓迎ばかりもしていられない。

 なにかよい策はないものかと、案じている。