届いてから食べるまで、わたしはいったい何週間かかっているのだろうか。しかしこれを載せてからでないと、昨日と今日の2日にわたり会場を見学した神戸そごう「バウムクーヘン博」の話題が書けないので、急いで載せてしまおうと思う。
ドイツの店に注文を出したのが1月まもなく。その後とくに問題もなく10日ほどでバウムクーヘンが到着した。自分の分、バウムの書フォーラムの方々に買っていただく分、事故が起こった場合にそなえて少しだけ余分に買っておいたバウムもまた、バウム友さんに買っていただいた(それらはさらに細かくひとくちサイズになって、バウムファンの方々のお口にはいったらしい ^^;)。
なにせこの店、賞味期限が「数ヶ月」である。数週間ではなく、数ヶ月。1月到着だったのに、ものによって5月か6月ころの表示になっていた。ただしそれには秘密があり、下記画像をご覧いただければわかると思うが、チョコレートがどれも「分厚い」のである。これなら生地が外気に触れることもないので、傷みにくい。
(注:この店の商品は以前に楽天のサイト上で「シュヴェルマー」と紹介されていたと思うが、わたしはたまたまドイツの人が発音した単語を検索して耳で確認し、シュヴェルメルのほうが本物に近いと感じたため、シュヴェルメルと書くことにしている)
さて、とりあえず、3種類の画像を掲載してみようと思う。
断面図と一緒に画像加工したもの。全体的に「しっとり」で、日本人好みの食べやすさ。チョコレートが自慢の店らしく、周囲のチョコレートがかなり美味。
黒チョココーティング。200gのもの。周囲は厚手の袋に覆われている。
上下はこの焦げ茶のプラスチックに守られていて、型崩れの心配がない。これは何年か前に取り寄せたJaedicke(イェディッケ)でも感じた工夫。
こちらも、カットがたいへんだった。しかしまぁ、同じことばかり書いて申し訳ないが、この白チョコは美味。名のあるチョコなのだろうか。そのまま食べてくれと言われたら、おそらくわたしは食べる。
3種類とも、だいたい日本への送料を入れても12.5ユーロくらいの換算で買い物できたと思う。いい買い物ができたと思うし、初回なのに何のトラブルもなく、むしろわたしのほうがお店に手数をおかけした。
…というのは、店は「PayPalもしくは銀行振り込み」で日本へ発送してくれるが、わたしはちょっと勘違いをして銀行振り込みで確定ボタンを押してしまったらしく、困り果てた。そこで店につたないドイツ語で(英語とドイツ語を何回も翻訳ソフトにかけて)相談したのだ。「ほんとはクレジットカードがよかったのだけれど、PayPalでもいいので、とにかく銀行振り込みは困るので〜」と、堂々とごねた。何せ銀行振り込みとなったら、手数料が数千円の世界であり、とても手が出ない。するとお店の人が、おそらくは特例だと思うが、わたしの注文をクレジットカードで処理してくれることになったのだ。ありがたや…。
この店は、バウムに関しては冬しか通販しないと思う。ぎりぎりまだ注文できるかどうかというところだが、ご関心がある方は、お早めに。
原材料ラベルの撮影は、すべてしてあるが、まだすべてを訳せていない。油脂や一般的な配合に関してのみいえば、油脂は乳脂肪で粉は小麦デンプン。ただし添加物などの正式な名称が訳せていないため、後日あらためて記載しようかと思う。
参考リンク:
○ シュヴェルメル オンラインショップ(ドイツ語)
○ バウムの書