Netflixのドラマ「ウィッチャー」だが、シーズン3まで主役をしていたヘンリー・カヴィルが降りて、リアム・ヘムズワースに変更になった。その直後からネットで「見たくない」の嵐が吹き荒れている。
かなりの拒絶反応。見ていてすさまじい。声がだめ、台詞回しがだめ、髪の毛がだめなど、さんざん言われているが、もともとわたしは実質的な主役がそろそろウィッチャーであるゲラルトからシリ(シリラ王女)に移っていくのだろうと思っていたし、それほどヘムズワースに抵抗感はなかった。ところが一部の人たちは「リアムのうちは見ない」とまで書いている。いや、それ無理だろう。最後のシーズン5は数話で終わると聞いているし、5のためだけにヘンリー・カヴィルを呼び戻せるはずがない。
この件でつられて思い出したのが、30年くらい前のテレビドラマ X-Files だ。レンタルドラマの全盛期で、みな1本あたり300円以上もするビデオをがんがん借りていた。わたしも大好きでよく借りていた。ところがテレビ放映が決まり、主役のデビッド・デュカヴニーの声を風間杜夫がやると聞き、違和感が拭えなかった。似てない。それにあの当時、声を聞けば風間杜夫の顔が浮かんでしまう程度には有名人であった。なぜよりよって風間杜夫かと。
レンタルビデオで人気が出ていたことをご存知ない方々からは、この拒絶反応がかなり奇異に映ったらしい。だがわたしに言わせてもらえるなら「選べたはずなのになぜ風間杜夫」だったのである。つまり「わざわざ声が似ていない人をなぜ選ぶ」という不信感につながったのだろう。
だがよく考えればわたしはテレビを見る必要がないくらいのファンだった。話をけっこう覚えていたし、当時はガイド本のような英語ムックもたくさん出ていた。だから「ストレス溜まるから見ない」が可能だったので、時期に忘れたように思う。
1週間くらいずっとネットのニュースでヘンリー・カヴィルとリアム・ヘムズワースが流れてくる。いつ落ちつくのか。