大晦日

 2019年もまもなく終了。テレ東の毎年恒例ジルベスターコンサートを聞きながらこれを書いている。

 昨年末は、まだ義母が家にいた。要介護3に変更してもらってまもなくで、わたしたちは疲弊していた。その後、ショートステイでお世話になっていた介護施設のほうで、長めに預かってくれることが増えて、数週間くらいステイしては、たまに帰ってくる状態になった。ありがたかったが、帰ってきたときにのしかかってくる疲労が、もう耐えられないものだった。

 その後、いったん3ヶ月ほど老健で預かってもらえることになり、その契約が終了したころ、それまで数年以上慣れ親しんでいた施設が、義母を特養に入れてくださることになった。ありがたくて涙が出た。なぜなら、老健にはいってすぐから、環境の変化もあってか、義母はどんどんと症状が進んでいたからだ。老健の契約が切れて家にもどるという話がもしあったら(老健は契約更新ができるとは言ってくれていたが、何かあって帰宅せよという話になったら)、もう耐えられないと思っていた。そこに特養の道が開かれたからだ。

 そして義母は特養にはいり、わたしたちは放心した。何ヶ月も放心した。やっと呼吸が普通にもどってきた気がする。

 義母はこの夏に要介護4になった。このタイミングで施設にはいれたことに、感謝の言葉しかない。

 来年はどんな年かわからないが、自分たちらしく過ごせるはずの年になると、そう願っている。

かつての年末大掃除

 正月がくるので玄関飾り(毎年リース型の飾りをスーパーで買ってくる)を貼りつけようと、玄関のドアを雑巾で水拭きした。たったこれだけのことでも、年末と、それ以外は大雨のあとでひどく汚れたときくらいしかやらない。掃除が苦手である。

 子供の頃の、田舎の家の大掃除ときたらとんでもなかった。二日ほどかけて両親が掃除したのだが、畳を剥がして庭に持ち出し、風に当て、そのあいだに室内の掃除をする。それを部屋の数だけおこなった。わたしも含めた子供一同はときどき窓ガラス掃除を手伝う程度だったが、親たちは掃除を終えるとさらに自宅にあった杵と臼で餅をついていた。しかも正月の三が日ともなればどこからともなく親戚たちがやってきて、そのたびにお茶を出していたのだから、あんなにたいへんなものは、少しも正月休みとは呼べそうにない。
 年齢にして考えると、父は現在のわたしくらいで、母はもう少し若かっただろうか。

 東京に出てきてから、年末だからといってまともに大掃除をしたことがない。ときおり模様替えなどの必要に迫られて、部屋をひとつだけ掃除するようなことはあるが、それだけだ。すべての部屋を短期間のうちに掃除するようなことは、ここを出て次の家に引っ越すようなタイミングでしか、実現することはないだろう。

夢見の話

 年末だが、とてつもなく疲れているといったことはなくて、適度な疲労感だと思っている。だが今日はリアルな夢を見たので、自覚以上に疲れている可能性もある。

 わたしが企画した集会の当日だが、準備がじゅうぶんではなく、出かける間際にいろいろあって遅刻さえしてしまいそうな気配。これで無事に到着できるのかと思っていると、参加メンバーの大半がなぜかいったん家にやってくる。

 まだ支度ができていないから出かけられないとわかると、参加メンバーらは少し待っていたものの、やがて遠慮なく、「もっと楽しそうな会だと思っていた」と言いはじめる。悲しいと思うのだがテキパキ支度ができない。あとから思えば参加メンバーの大半がいったん家に来た以上、残りを呼んでしまえば移動しなくていいのだが、そんな話は夢の中ではまったく出なかった。

 あげくに、もっとも信頼している同居家族が、出かける時間が過ぎているというのに、今日はまだ楽器の稽古をしていないから、いまやりたいと言い出す…最悪…。

 そのあと、いったん目覚めたのだが、体を起こそうとするまでのあいだに、さらに続きを見た。かなり引力のある夢だったようだ。

 もうすぐ新年になってしまうが、来年も「なんでも適当なところで」をモットーに(!?)、がんばっていきたいと思う。

 

大昔の市販ドーナツの味

 また食べたいというのでもないが、あの味をどう最近の人たちに表現したらいいのかと、ふと考えた。

 見た感じでは似ているものが最近もある。ケーキドーナツという名称で検索して、出てくる画像のうち、最近ぽくないもの——ミスドのオールドファッション的に見えるもの以外で、丸みのある穴あきドーナツに薄く砂糖がまぶしてあるものだ。だがそうしたものは、昔のものより美味しいはずだ。いまもしあの味で1個あたり100円もとられたら悲しい。

 昔のものは、水分が口から奪われる系で、いわば鈴カステラの生地が大きくなってドーナツ型になった雰囲気だが、最近の鈴カステラがもし美味になっていたらこの例も通じない。

 食べたいわけではないのだが、あの味はいったいどうやったら再現できるのだろう。昔は菓子屋やデパートの食品売り場などで、5個入りくらいの箱で売られていたと思う。多少は日持ちのするものだった。

 思い出せる範囲では、たまごは、さほどはいっていなさそうな味だったし、牛乳も感じなかった。もしや小麦粉と砂糖と、水と膨らし粉だったのだろうか。けっこうすごいな、それは。

 ん〜、でも、探せばありそうな気がする。

 別にあれをまた食べたいわけではないが、どこかに車で出かけてきた親たちが、美味しそうなものがあったよと目の前に出してくれた喜びだけは、覚えている。

特別職、特別食、それとも…

 昨日だったと思うが、玄関のインターホンが鳴ったときに、うっかりと聞き逃してしまった。それでも気配を感じてインターホンをとったが、すでに家族が玄関を開けていたようで、会話だけが聞こえてきた。

 ダスキンのモップ交換のようだ。
 モップなら前の日に交換用の袋に入れてあるから問題ないだろうと思っていると、気になる言葉が。

「キャンペーンに応募していただいたので、こちらをどうぞ。特別ショクだそうですよ」

 キャンペーンで、特別食がもらえるとは、いったいなんだろう。
 特別職だとますます意味が通じない。なんだろう。いったい…?

 とにかくその本体が見たくて玄関に急ぐと、家族が手にしていたのは「特別色の」スポンジだった。まあ、そうだな、たしかに特別な色も特別色だ(笑)。

 ダスキンの台所用スポンジは一時期よく使っていて、現在もほかの商品と交互に使っている。せっかく特別の色だというのだから、あとで使ってみるとしよう。

The Moon Ultra Parking

 新国立競技場のお披露目で、館内案内等での英語表記におかしい点があったらしく、海外メディアの特派員らがそれを紹介しているという記事を読んだ。

 それを聞いて思い出した。去年だったか日本のどこかの駐車場で、月極駐車場に The Moon Ultra Parking という英語を添えていたという画像が出まわったのだ。実際にどこだったのかはわからないし、誰かが作った画像かもしれないが、これを笑って楽しんでいる人がいるいっぽうで、もしや真面目に覚えてしまう人が出ないとも限らない。

 それにしても、すごいセンスである。SF漫画か何かに使えそうな表記だ。

同窓会に出たことがない

 いや、正確には、中学校の同窓会に成人式前後のころ出たような記憶がある。なぜかというと東京に出てきてからも学生のうちは田舎の家に住民票がある友達がほとんどだったからだ。わたしもそうだったし、なかには卒業したら田舎に帰るつもりの人もいた。だから成人式ころまでは、田舎とまだつながりが強かった。

 その後、東京に住民票を移して自分だけの生活が長くなってくると、田舎の友達との付き合いも減った。もともと筆無精なこともあり、年賀状をくれる友達も数人いたものの、自然と少しずつ減っていった。
 田舎でとてつもなくいやなことがあったというわけでもないが、楽しかったとも思えないし、いまから会って日常を語り合うにも話題がない。

 10年ほど前だっただろうか。田舎の家にかつての同級生から「同窓会の案内をどこに送ればいいか」の問い合わせがくることがあり、どうしたらいいか困っている様子だった。いまは母自身も隠居の身であり世間とほぼ接点がないが、当時はわたしが同級生たちと連絡を取り合わないから自分に連絡が来るのだ、どうごまかせばいいのかと、気に病んでいたのだろう。何度も来たらどうしようと思っていたようだ。

 人はみんな変わるし、田舎のメンタリティも変わっているとは思うが、どうしても「話を合わせなければいけなかったころ」の記憶が残っている。ひとりだけ変わったことはできない、みんなとそれとなく合わせなければいけない——わたしの田舎は、当時の大部分の田舎町と同じように、そんなところがあった。

 出ても話題がないだろうなと、そんな風に思っている。幸いなことに呼ばれなくなったので、もうそんな心配は不要だが。

YKKがブラジルでコーヒー農園

 こういう話は、好きである。
 東京新聞の夕刊記事 → 2019.12.23夕刊掲載 ネットでは24日配信 YKKがブラジルでファスナーとは縁遠いコーヒーを育てるわけ

 1972年にブラジルに進出した同社は、ブラジルで得た利益を現地で使おうと計画し、何もないところから(土壌づくりから)農場をはじめたそうだ。

 現地の農園で働く人や家族に読み書きを教えることもし、地域貢献を「善の循環」として実践しているという。

 現在その豆は日本国内で加工され、都内にカフェが2軒あるほか、富山の工場にも店舗があるそうだ。

渋谷駅の銀座線ホームが1月3日に移転

 年末年始に銀座線が一部運休ということでお知らせをあらためて読み直したところ、1月3日から地下鉄銀座線のホームが移転するという。相変わらず名前は地下鉄でも地上ホームを使用する点は変更なしというのは、ちょっと助かる。→ 2019.10.28 Impress トラベルWatch 東京メトロ、銀座線渋谷駅の新駅舎を2020年1月3日から使用

 現状よりもヒカリエ方向に移動するようだ。

 新しい渋谷スクランブルスクエアにもまだ出かけていないので、次に銀座線を見るときには、迷子にならないように気をつけようと思う。

キッチンドリンカーを英語で

 キッチンドリンカーはそのままでは英語にならないが(かなりの確率で「それはなんですか」と聞かれるはず)、ではなんと表現したらいいのかと、あれこれ検索してみた。

 ちなみにオンラインの英語辞書などでそのまま kitchen drinker と書いているものが多いが、ちょっと不親切に思う。ねんのため英語でも kitchen drinker を検索してみたが、「日本語から訳したもの」として紹介されているものが中心で、よほど日本に詳しい人を除いては、英語ネイティブには通じない。

 ではなんと言えば通じるかといえば、alcoholic housewives としか表現できないように思う。2011年のCNN記事でもそう書かれていた → 2011年9月2日 Why alcoholic housewife could drink freely

 最近どうも「辞書にあったから」ということで和製英語ではないと考える人が増えてきているような気がするが、国語辞書的な意味合いのものに載っていてもそれはあくまで日本語としてである。そして和英辞書の場合でも、ネット上で利用者が寄稿できる参加型の辞書と、販売されるような正式な辞書とでは、丁寧さが違う。やはり迷ったら英語として検索(その検索結果を英語優先で表示)することを、強くおすすめする。