堂本光一に似ている?

 NCISのシーズン18で、15話に登場のカトリーナ・ロー (Googleの画像検索結果はこちら)

IMDB (インターネットムービーデータベース) での、Katrina Lawさんの画像 → https://www.imdb.com/name/nm0492345/mediaviewer/rm8797440/

 誰かに似ている、誰かに似ている、誰かに似ている…。あ、堂本光一!? (同じくGoogleの画像検索結果)

 似ている…と思う。頬骨のあたり。
 いかがだろうか?

 

感情移入する対象がほぼゼロ、「葛城事件」

 わたしにしてはめずらしく、邦画を見た。Netflixにあったもので、2016年の「葛城事件」。主演は三浦友和。

 次男が何やらすごそうな事件を起こした家(詳細は最後のほうでわかる)で、罵倒の落書きを消している男から、作品がはじまる。次男は殺人を犯したのか、人殺しなどの言葉が大量に書かれている。

 そこに若い女性がやってきて、男の次男と獄中結婚をしたという。事件までは面識もなかったが、死刑廃止論者で、自分のような人間が愛することで相手が救われるという信念の持ち主らしい。愛情を感じているわけではなく理解をしたいというのが透けて見えるが、相手は自分の愛で変われると思っているところに矛盾がある。本人は気づいているのだろうか。

 その後、作品内の過去と現在が、交互に描かれる。

 男が何かにつけて次男より優秀だと周囲に自慢していた長男が、生活苦を誰にも言えずに苦しむ。比較でおとしめられてきた次男は、苛立ちを母親にぶつける。母親はまた、夫からも低く見られ、言葉や身体的な暴力を受けている。だが慣れすぎてしまったのか、感情を出すことがほとんどない。

 一家の父「葛城清」は、よいところがまったく見あたらず、醜悪である。演じている三浦友和という役者は70年代から見ているが、若いころは好青年を絵に描いたような役ばかりだった。その後は役の幅が広がってきているとは、まさかここまでやるとは。
 だが、よく考えると、三浦友和という役者がやるから驚くのであって、実生活にはこういう男性像は「あるある」である。描かれた悪い要素のすべてが揃っているかはともかくとして、世間の「あるある」な像を集約させると「実際にいてもおかしくない」になる。誰しも多少は記憶している日常生活や世間の暗い部分であり、わざわざ映画で見たくないような人物だ。

 この映画はいったい何が見所なのかと、パソコンの画面をじっと見ながら、考えていた。

 最後の最後、男はあることをやろうとしてできなかったので、それ以前にやっていた作業(モノを食う)に、もどる。ああ、これかと。
 この、愚鈍なまでの無神経さと、それでもなんとかなってきた(ごり押しで人生を歩んでこられた)時代がそろそろ終わりを告げることと、八方塞がりであっても、とりあえずやりかけたことだけはやるという、惰性と。

 強くはおすすめしないが、お時間がある方に。

 Amazon Primeでも配信がある(本日現在、400円) → https://amzn.to/3DBCq3X

 DVDは高いが、いちおうリンクしておく(Amazon)。

映画「スペル」(2020年)

 スペルというタイトルの映画はほかにもあるが、こちらは2020年のアメリカ・南アフリカ製作のサスペンス。有料チャンネルでの配信もおこなわれているが、Amazonでは現在プライム会員は100円とのこと。わたしは先日どこかで録画しておいたものを視聴した。

Amazonへのリンク。

 近年どんどんと黒人が主役または登場人物の多くが黒人という映画が増えている。だがマーケットとしてはかならずしも黒人向けというわけではなくて、これまで作品内で添え物のように扱われがちだった側が主役になっていることへの現代的な視点に立っていることが多く、個人的にはとても受けいれやすい。

 この作品だが、かつて山奥の田舎で親に体罰などの虐待を受けていた男性が、街に出て自力で成功し、家族も持ったものの、田舎の父が亡くなったという知らせがあった。そこで家族みんなで、自家用セスナで出かけるところから話がはじまる。

 導入部ですでに、黒人としては上流階級に属する彼らが田舎の人々を見下したような態度をとることはよくないといった家族内の会話が描かれるなどして、わたし好みである。

 ところが、田舎の山奥までもう少しというところで燃料補給のため立ち寄った場所で、彼らは「田舎」の洗礼を受ける。自分たちよそ者、そしておそらくは階級の違いへの嫌悪だ。さらに、直後に生じた嵐のため、山奥でセスナが墜落。

 物語の主人公である男性(一家の父)が目覚めたとき、そこはある家の2階だった。自分が監禁同様に手当を受けていることに気づいたが、家族のことは教えてもらえず、自由も与えられない。口答えをすると暴力的な態度をとられる。

 夜間に様子を調べたところ、地域で信じられているフードゥーのまじないをする女性とその家族にとらわれていて、数日後である特別な夜に、何かが起こるということらしかった。

 家族はどうなったのか。自分はどうなるのか。逃げ出せるのか。

 血がたくさん出る場面があるため、そういうシーンが苦手な方にはおすすめしないが、話としては、昔ながらの映画ファンの予想を微妙にずらしながら、それでいて随所におなじみのものをちりばめていて、バランスがよく感じられた。「戦うとーちゃん」的なもの、「非科学的なものは信じないがそっちがその気なら」的な応用力が発揮される場面も。

 終わり方は、悪くなかった。

坂口憲二さんは、焙煎士になったのか

 テレビドラマ「恋ノチカラ」というものに出ていた役者さん。病気ののちリハビリを経て、2015年から芸能活動休止中だ。たしか夏が似合うようなCM(キウィフルーツなど)によく出ていた。

 なぜかわたしの頭の中に、ときおり小田和正の「キラキラ」が流れてきて、そのとき思い出すのはヒロインの深津絵里でも相手役の堤真一でもなくて、なぜか坂口憲二だった。

 最近はどうしているのかと検索したら、コーヒーの焙煎士をなさっているとのこと。Instagramでお写真を発見。

 焙煎の道でも成功されている様子だが、またいつか役者さんをなさることは、あるのだろうか。あると信じたい。
 その日を楽しみにしている。

U-NEXTに、まさかの「女必殺拳」

 千葉真一作品をU-NEXTで検索したら、その中に志穂美悦子の「女必殺拳」があってびっくり。あとで見てみよう。あれで志穂美悦子は一気にスターとなった。女性のアクションスターがほぼ存在していないころに、あの存在感は強烈だったと思う。



 U-NEXTは探し方がいまひとつわからなくて、これまで一部の作品しか見てこなかったのだが、出演の俳優をたどるなどすれば、掘り出し物が見つけられるようだ。

 いっぽう、ずっと愛用してきているNetflixは外国語の作品が豊富で、あまり知らない言語を字幕で楽しむことができるのがうれしい。関連ありそうな作品をどんどんとリンクで表示させてくれるので、ただなんとなく何かが見たいという気分のときは、自分で探す手間が省ける。

訃報: 千葉真一さん

 大好きな役者さんだった。
 キーハンター、映画「柳生一族の陰謀」、テレビシリーズ「影の軍団」など、たくさん見たものだった。

 たしかわたしはキーハンターの本放送のころはまだ幼くて、最初の数年は見ていなかったはずだ。その時間に幼児が起きていてはいけないという理由だが、シリーズの後半くらいは、少しだけ見た記憶がある。番組は5年つづいたらしいので、そのころには夜の9時まで起きていてもよかったのか、あるいは人気番組だったためしょっちゅう再放送をしていたのだろうか。

(1968年から73年までが本放送だったようなので、おそらくは親の目を盗んで、年上のキョウダイたちと見ていたのだろう。幼少時の思い出は、とにかく「9時だからもう寝なさい」だった)

 キーハンターは、とにかくかっこよかった。オープニングで車の追跡を振り切るように走る千葉真一が、ずっと印象に残っている。チームにいた女性(野際陽子、大川栄子の両氏)もまた、輝いていた。世の中で実際に女性警察官が活躍するようになったのは(交通案内やミニパトなどの業務を除き、身体的にも訓練をして捜査員として働くようになったのは)、もっとあとの時代だったはずだ。テレビの中では女性活躍の世界観が広がりつつあった。

 まだ82歳でいらしたとのこと。残念すぎる。
 千葉真一さんのご冥福をお祈りします。

映画「ビバリウム」(2019)

 カタルシスのない映画をまた見てしまった。

 若いカップル(ジェンマ、トム)が家を探しに不動産屋に立ち寄る。何やら物腰や言動がやや不自然な(満面の笑みはぎこちない)マーティンという社員が「いまから見にいってみませんか、車でうしろをついてきてくれたら案内します」と声をかけてきた。

 見るくらいならとついていくと、広大な土地に何十軒、何百軒と同じ間取りの家が建てられた場所に到着。内部をざっと見て帰ろうかと思うふたりの前から、案内人のマーティンが消えていた。

 そしてふたりはその日から、どうしても脱出することができない広大な街(無人)に閉じこめられることに。

(下記リンク画像はAmazonから)

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 届けられる食品には味がなく、事情がわからずにストレスが溜まるふたり。数日後、トムは故意に家を燃やせば誰かがやってくると考え、とっさに実行に移すものの、家は復元されてしまう。そしてふたりの前には、いつも物資がはいっているのと同じ箱が現れたが、出てきたのは乳幼児の男の子だった。メモには「育てたら解放する」と書かれていた。

 数ヶ月単位でみるみる成長していく男の子。気がおかしくならないようにと庭を掘ることにしたトム。いやいやながらで、愛情を感じているわけではないが、男の子を育て教育するジェンマ。

 ——怖いというよりは、気持ちが悪い話である。この「送られてきた男の子」のうち、少年時代の数ヶ月を演じた子役が素晴らしい。これほど異色な演技を披露してしまったら、今後はこういう役ばかりきてしまうのではと、他人事ながら心配になってしまった。

 話は、救いがない。
 ストーリーが何を意味しているのかは、わかる。解釈が謎のまま残るというものではない。
 だが、その通りであるならば「これって誰得な話なんだろ」ということになる。実際のものと比較したとき、モデルになった世界は「誰かが得をするためにこんなことをする」のだが、この映画では、これだけ救いのないことをしておいて、誰も得していない。得でもないのにこんなことを仕込むという点では、釈然としない話だった。

 自分で明るい映画を選ばない傾向があるといっても、ここまで暗いものにつづけて当たると、たまには気が滅入るというものだ。

エミリオ・エステベス監督主演作品「パブリック 図書館の奇跡」

 家族が「映画を録画してある」というので、まったく予備知識のないままに見てみた。脚本、監督、主演がエミリオ・エステベスで、図書館の話なのだという。

(Amazonでも字幕版が見られるようなのでリンクしておく)

 原題は、The Public だ。舞台はオハイオ州。

 見はじめるなり「父親(マーティン・シーン)の若いころに、そっくりになったじゃないか」と、本編とは関係ないところで驚愕。そういえば数年前に1976年の映画「カサンドラ・クロス」でマーティン・シーンを見たときも、「若すぎてエミリオ・エステベスと区別がつかん」と思ったものだった。似すぎている。

 さて、ストーリーだが:

 いつも朝になると公共図書館に通ってきては、身なりを整えるなどくつろいでいるホームレスのグループがいた。寒波が厳しくなり、もうこのままでは生きていけないと感じた彼らは、自分たちによく接してくれる職員のスチュアート(演:エミリオ・エステベス)に、計画を打ち明ける——自分たちは今夜ここから帰らない、と。
 たしかに一般人でも体につらいほどの寒波であり、シェルターは足りていない。追い出せば彼らは死んでしまうかもしれない。規則では断らなければならないが、ホームレスらの決意は固く、気づいたときには70人前後がすでにフロアに集まっていた。

 最初はなりゆきで、彼らを守るためバリケードを用意させるスチュアートだったが、彼ともともとそりの合わない検察官(政界を狙う野心家)とのいざこざから、話がこじれる。そして彼は、ホームレスを扇動もしくは人質にとって何かをたくらんでいる悪者だとの誤った情報により、いったんマスコミの餌食になりかける。

 どうなるのかと、少しはらはらしたが、最後は痛快だった。

 傑作ではないかと個人的には思うが、IMDBでの評価は意外にも6.6のようだ。おそらくは、白人エリートが悪者に見えるこの作品を快くないと感じた人々も、一定数いるのかもしれない。

 前半はクリスチャン・スレーター演じる野心家の検察官が、あまりにも薄っぺらいキャラクタとして光る。そして中盤まではそこそこ穏健派かと思われていた交渉人役の警察官(アレック・ボールドウィン)も、やがていらついたおっさん風の役柄になってしまう。白人系の役者がストーリーにおいて善玉を独占してきた数十年以上の歴史に慣れてしまうと、こうした展開になかなか拍手喝采とまでは感じられない人も、いることだろう。

 まだご覧になっていない方は、ぜひ。
 過度の暴力やグロい場面は出てこないので、そこそこ安心だ。

Netflixにて、呪怨 呪いの家

 去年のいまごろ、配信開始されたばかりの「呪怨 呪いの家」を見はじめたのだが、6話中2話で脱落した。
 作品の描く時代の世相を反映しようという意図だろうが、かつての大きな事件をニュース映像のように作品に挟むその内容が、我慢ならなかった。女子高生が性犯罪被害にあったシーンののち、よりによって女子高生コンクリート詰め殺人事件を使った、その無神経さ。
 そのことに、むなしいというよりも、腹が立った。あの事件は、フィクションの一部にニュース映像のごとく一瞬だけ出すような、視聴者に簡単に消費させていいようなものではないし、そんなことをするのは、映像作品を作る態度としてどうなのかと。

 見るのをやめて、忘れていた。

 すると1年経って、ネットに書いた自分のメモが出てきた。作品を最初に見たとき「仙道敦子が出てきた」と、何やらうれしそうに書いていた。あれ、出ていたか…?

 あらためて、この作品を見た人のレビューなどをちらちら見てみた。やはり3話目以降も、その時代でどんな事件があったかのニュース映像もどきを挟む手法は同じだが、作品としては、もしやまとまりがあるようにも感じられるレビューがあった。

 仙道敦子はどんな役だったか忘れてしまっていたが、つづきの4話分(作品のクレジットなどを飛ばして見ればだいたい1話につき22分〜25分程度)を、休み休みに今日ぜんぶ見てみた。

 ああ、なるほど。
 ……ふむふむ、そうか。

 呪怨シリーズといえば伽椰子と俊雄の親子が出てくるものを連想する人が大半だろうが、その後はあの親子の見た目をお笑いのネタにして楽しむ風潮などもあり、最近は「呪怨」と聞いただけで「まだやるの、ネタあるの」的な、軽いうんざり感が否めなかった。

 だが、ほんとうはしっかりした前日譚があるんだぞと、真面目な世界を描こうという意図で作られたものだろうというのは、なんとなく感じられた。

 この作品を世に出したきっかけのひとつには、小野不由美著で映画化もされた「残穢(ざんえ)」、そして何かと話題の不動産事故物件検索サイトらの活躍といった、土地や建物にからむ因縁への関心が高まっているという、風潮の後押しがあったのではないだろうか。

 個人対個人の恨みによる「化けて出てとり殺してやる」といった幽霊話ではなく、より複雑にからんだ「土地に恨みや憎悪が染みついている」、「ここまでくると元から絶つのはたぶん無理」というものを匂わせておくことで、そして説明をすべてするのではなく見る側の解釈に委ねる余地を多くとることで、今後も呪怨ワールドは終わらず、ずっとつづけていくことができる。今回の件で「もっと見たい」と客に思わせられたのであれば、成功なのだろう。

 狙いは、わかった。
 ただ、ストーリーには、あらがありすぎる。

 作中で呪いの舞台となった家は、80年代までに、すでに何人もの人の手に渡っていた木造住宅だ。その後も不吉な噂や事件が絶えないものであっても、格安物件としておけば次から次に入居者があるというのは、ない。ぜったいない。物語は最後に90年代の後半で終わるが、若い夫婦が「安いから」という理由でやってくることは、家の見た目からしても、なさすぎる。

 それから、少しネタバレになってしまいかねないのでぼやかすが、ヨーロッパの石の住宅や、近代の建築でデザイナーに極秘で頼んだのでもないかぎりは、日本の古めの木造住宅で、天井裏の強度はたかがしれている。匂いも音も、温度も湿気も、とにかく、あれはない。

 まぁ、ともあれ、最終話の「時間が混沌としている」という描き方は、ビジュアル的に少し気に入った。
 それから仙道敦子は、やっぱり好きな女優だと再確認した。

U-Nextには、締め日というものがあった

 5月の17日に1ヶ月無料のトライアルで契約したU-Nextだが、フランスのドラマ「バルタザール」が見られるので、現在のところおおむね満足している。毎月もらえるポイントを使って、有料作品や雑誌、漫画なども見られるようだ。

 ただ、締め日というものがあるのを事前に考えておかなかったため、ちょっと損をしたといえば損だったかもしれない。トライアルが終了して6月月17日から料金を1ヶ月分取られたが、7月1日が締めなので、また支払い。半月で1ヶ月分を払ったことになる。日割り計算はしないらしい。

 これまでNetflixでもHuluでも、登録した日付で切替になっていたので、U-Nextにこういう落とし穴があったことを予想もしていなかった。

 これから契約する人は、月初がよいと思われる。

○ 無料トライアル実施中!<U-NEXT>