エスカレーターを歩かない条例、埼玉県議会で可決

 これはちょっと、今後のなりゆきに興味がある → 東京新聞 2021.03.08 全国初の「エスカレーターを歩かない条例」案 埼玉県議会が可決へ 

 エスカレーターの片側を開けて乗る習慣をつけることで、エスカレーターが壊れやすくなったり、どちらかの側にしか立てない(逆の側では手すりにつかまれない)立場の人が、とても怖い思いをしているという話を、聞いたことがある。

 さらに、これは個人的に思うのだが、どちらか側に乗りたいと希望することでエスカレーターの手前に人の停滞する時間が発生し、けっきょく利用者全体の利用時間としては、長くなることはないのだろうか。もし多くの人が両側に立って動かず乗ったら、その人たちは同じスピードで移動できる。だが歩く側に立つ人を作るために歩かない側に並ぶ人が出れば、その人たちは少なくとも遅くなる。そして歩く側の人は、場合によってはプレッシャーを感じて「走る」に近い状態になるかもしれず、危険性が増す。いいことがあまりない。

 ただ、こうした問題は、自治体の条例がひとつできたからということでは変化に直接は結びつかず、同時発生的にほかの自治体の追随があるか、またはエスカレーターを有している駅や大手商業施設などが人員を配置してでも、声かけを長期間(数ヶ月以上)つづけるなどの努力が必要なのではと思う。

 実は、これまで何度か「歩かない方がいい」と考えてきたというのに、両側に立つ度胸がない。交通機関の場合は、とくにだ。デパートなど商業施設では好きな側に乗っているが(ごくまれに何で立っているんだという顔をされることもあるものの)、駅では人がかなり多く、殺伐としているので、怖くてできない。

 この件の、今後に注目。

マイナンバーカード普及率

 今月頭の段階で、マイナンバーカードの全国普及率は26%だと読んだが → NHK 2021.03.07 マイナンバーカード 健康保険証としても利用可に 本格運用へ

 去年の1年間でだいぶ増えたらしいとはいえ、まだ3割に届かず。

 普及のための予算のかけ方が、気になる。半端な金額ではない。さらに、中にはカードとしては使わないがマイナポイントのために取得するという人もいるらしく、そのポイントの原資が税金であることを思うと、気持ちがもやもやする。GoToトラベル/イートなどに通じる「もやもや」である。

 わたしは写真付きの身分証明書が手元にない関係で、いつかは取得せねばならないかと思っていたものの、今年の頭に別の事情が生じて、予想していたよりも早く、取得することになった。
 申請から3週間で連絡がきて、受け取りの予約をするまでに(電話が通じるまでに)時間がかかったため、申請して実際に手にするまでが、だいたい5週間という計算になる。

 申請はスマホでおこなった。郵送だともう少しかかるのだろう。

ぼちぼち、1年か

 去年は2月の中旬くらいから「ほんとうにマスクなどが店頭にないな」と、少しずつ焦りが出ていた。別件で買ってあった無水エタノールを精製水で割れば消毒に使えるので、エタノールについてはそれほど心配していなかったが、とにかくマスク。

 まだ、ハンカチにキッチンペーパーを挟んで使う人もほとんどいなかった。それは3月や4月になってから一般的になったように記憶している。

 SNSに載せた写真を見ていたら、去年の2月末に「アルコールにも使えるスプレーボトルが1個買えた」と、うれしそうに書いていた。そうだった。そのときは偶然に1本買えたが、その後は何ヶ月も同製品は見かけなかったと思う。
 そのとき買ったボトルをくり返し使っているが、ねんのためにもう1本買っておいて、まだ手元にある。

 あのころは、買い占めということはしなかった(できなかった)が、なんだか店に行くたびにマスクや紙類の商品棚を見るのが、習慣になってしまった。ないとわかっていても目が行ってしまったものだ。

 マスクは、かなり高い時期に50枚入りをネットで1箱、その後、やや高い時期にもう1箱。その後は国産の商品(シャープなど)の抽選販売、チャリティを兼ねた商品(おすそわけしマスク)の購入、そして値段が落ちついてきてからのものを何種類か購入して、現在に至る。

 この1年で、いろいろなことが変わった。マスクやアルコール製品の流通は潤沢になったが、人と会って話すことがなくなったし、気軽に「会おうよ」とも声を掛けづらくなった。

次から次へと… 怒り、そして幻滅

 連日ほんとうに奇異な発言が明るみに出て、まだ幻滅させられるネタがあったのかと驚かされるほどだが、まるで大喜利状態だ。

 島根県知事の発言に島根出身の国会議員が「注意する」と発言したり、さらにはその同じ人物が
、東京五輪ならびにパラリンピックの組織委員会会長に任命された橋本聖子氏を「男のような人、ハグなんて当たり前(だから2014年に話題になった件はセクハラではない)」とコメントしたという。そのあげくに、男まさりの人と言いたかったのだと事務所を通じて訂正コメントを出したというが、それはまったく状況を明るくしない。むしろその人物が女性に対してどういう考えを持っているかを、全力で開示しているとしか思えない。

 笑ってしまったのが、わたしがフォローしている男性諸氏が何人か「(別に男だからといって)ハグしませんけど」とツッコミを入れていたことだ。

 さらに、先日ETVで放送の夫婦別姓特集番組で、別姓が実現しないうちは結婚したくてもできないと悩む夫婦(法律婚ではない)が、かつて何度も法案に反対した亀井静香氏にインタビューしたとのこと。わたしは未見だが、文字起こしを拝見したところ、なんと個々人の勝手(夫婦別姓を望むのはわがままらしい)を聞いていては国が成り立たず、国の恩恵を受けたいなら妥協してルールに従えとのたまったそうだ。日本の国民は天皇の子という発言(!?)や、目の前の夫婦ふたりに対して、別姓を望むようなことは愛ではないとまで言ったそうで。

 記事はいくつか読んだが、2021.02.18 朝日新聞 をリンクしておく → 別姓願う夫婦に「付き合ってられない」 亀井静香氏

 国民に主権があることを無視する人物が何十年も政治家をしていたことを、そして現在も重鎮のようにふるまっていることを、どう受け止めたらいいのだろうか。怒りに震えると同時に、こんなことを言っても無事で済むと思っている(それくらい国民をなめている)のが、とても腹立たしい。

1月の反乱扇動の件で、トランプ氏無罪

 以前から、共和党で有罪支持にまわる上院議員は7人しかいそうにないとの読みがあった通り、やはり無罪となった元大統領のトランプ氏。

 2021.02.14 BBC(日本語版) → 米上院、トランプ前大統領に無罪評決 共和党から7人が有罪支持

 1月のあの日、ひとつ間違えば何が起こっていたかわからないほどの騒乱であったというのに、それでも造反にまわることのない議員が複数いるとは、嘆かわしいというよりは、恐ろしさを覚える。

地震があった

 夜の23時8分ころ、福島と宮城で震度6強の地震があった。東京も大きく揺れた。長かった。家の中でいくつかものが落ちた。

 隣の部屋から家族が「いま、地震が来るってテレビでやってた」と声をかけてくれたのだが、揺れが届くまでに時間がかかり、誤報でなくてここまで時間がかかるのならばけっこう大きな…と思ったとき、揺れはじめた。

 長さで、東日本大震災を連想した。またか、10年でまたかと、考えた。だがものの落ち方が少しだけ弱く感じた。そして、やがて揺れが止まった。

 揺れている間に考えたのは、あの長い苦しみ、悲しさ、不安が、いまふたたびここにやってきたら、ということだ。新型コロナで疲れきった世の中に、もうたいした力が残されていないような気がした。嫌だと。だが地震は来るときは来るのだ。火山の多い日本ならばそれは避けられないことなのだから——そんなことを考えていた。

 直後にテレビをつけたかぎりでは、津波の心配はないとのことだった。明日の朝になれば被害状況もわかるだろうが、東京を除いて関東近県に停電が発生しているらしい。わたしが見たときは各県で数万戸ずつだったが、数字は変化するだろう。

 余震に注意し、そして、自分や周囲の心が折れることを案じるのではなく、折れないように前向きな心構えで、日々を送りたい。

 

川淵氏といえば

 川淵氏が森会長の後任となることを、裏話まで含めて自らしゃべってしまったのは、昨日のことだ。スポーツが苦手で関係者はおろか選手の名前もろくすっぽ言えないわたしが、川淵氏と聞いてすぐさま「ああ、あの人か」と顔まで思い浮かべることができたのは、「あの、オシムの人だ」と気づいたからだった。

 サッカーの日本代表監督をオシム氏に依頼している最中だった2006年。本人から承諾の返事が来ていない段階なのに、川淵氏は報道陣の前で「あ、オシムって言っちゃいましたね」と。「どうしよう、聞かなかったことには、なりませんよねぇ」とも、言っていた気がする。天然なのか、策士なのかと(噂を立てて雰囲気作りをしてしまえば断りにくいと考えた?)と、あのときは迷ったのだが、しゃべりすぎた今回の件で、ああ、そういう人なんだとの思いを新たにした。

 検索したところ、日刊スポーツも同じことを考えたようで、当時の記事を再掲していた → 2021.02.12 あっ、言っちゃったね」川淵氏といえばあの失言

 オリンピックには最初から賛成していなかったが、誘致が決まった以上は積極的な反対はしないで見守るつもりでいた。だがどんどんと出てくる不手際や不祥事、去年からは新型コロナ、そしてあげくに昨今の森会長発言で、一日でも早く誰かが「やらない」と言うべきではとの思いが、強くなってきている。
 そこに出てきたさらなる追い打ちが、川淵氏だ。自分が不祥事で辞めるというのに、ほぼ同年代で価値観が似た人を後継に指名したという森氏と、森氏を相談役にしてがんばると言ってしまった後任の(のちに辞退した)川淵氏。つまり「顔だけ変えて雰囲気は同じままやりますよ」と、後任予定者が自ら公言してしまったのだ。だめだこりゃ、である。

 それにしても、実質問題として開催は無理と思われるため、オリンピックについては早いところ「やらない」と、言ってしまったほうがいいはずだが、いつ誰が言うつもりなのか。
 

曖昧な言葉は想像力をかきたてる

 以前に都内の事件で、一部のテレビ局ではあったが、不可解な表現が使われたことがあった。男性被害者が加害者の男により「下腹部を切り取られ」と、報道されたのだ。男性性器をと書きたくなかったことによるものだろうが、他社では男性性器、局部などと表現していたところ、なぜかそのテレビ局では「下腹部」だった。

 わたしの周囲では数人の方が、先に「下腹部」の報道を見てしまったらしく、かなり動揺したらしい。
 たしかに、下腹部を切り取られるというのは、よくわからない表現だ。

 そして今日、ネットでは「ゴルフの練習器具」とは何かが話題になっていた。大手の社長業を歴任してきた有名な男性が、妻であり歌手(こちらも有名人)の肩や足を「ゴルフの練習器具」で殴ったとして逮捕されたという件だ。

 練習用というのだからゴルフのクラブではないだろうが、一体どんなものだろうと、ネットで考えこむ人たちがいた。

 警察またはネタ元の人から伝えられたままに書いているのかもしれないが、それにしても、謎である。

センサー付きの蛇口

 職場が食品関係か医療関係であれば必須だが、一般家庭ではなくてもよさそうだと思っていたセンサー付きの蛇口。ところが、年末ころ話題になった、地下鉄大江戸線の運転手が新型コロナに集団感染した件では、理由として「手回し式の蛇口」という説が有力なのだそうだ。

(翌日: 最下部に岩田医師のツイートを追加編集)

 東京新聞 2021年1月14日 感染源は洗面所の手回し式蛇口 大江戸線の運転士39人集団感染<新型コロナ>

 わたしはセンサー付きの蛇口がいまひとつ好きではないのだが、その理由は…かつての入院時に、患者が使いやすい位置にある蛇口はすぐ電池が切れて、係員さんがいる時間にお願いしないと電池交換してもらえなかったからだ。レバー式の別の蛇口から水をを使うか、あるいは電池の切れていない蛇口を求めてうろうろしなければならなかった。いまは違うのだろうか。電池交換の悩みがないならば、いつかセンサー付きを利用したい。

 それにしても、こういうのを調べる人というのは、ほんとうにたいへんだろうと思う。可能性が高いものをこうして書いてもらえれば、ほかの職場で改善の参考になるし、一般人も工夫ができる。ありがたい。

===== と、思ったら =====
 翌日、岩田医師のツイートを発見。いくらなんでもこれは無理があるのではとのことだった。

本日からの「緊急事態宣言」とは

 けっきょく、一般人には不要不急の外出自粛を呼びかけ、飲食業には時短営業を頼んでいるだけ、という解釈でいいのだろうか。

 職場への通勤を減らし在宅勤務7割が望ましいとしながらも、それができる(またはできない)企業への奨励金(または罰則)はなさそうだし、聞こえてくるのは「お願いに従わない飲食店を公にするかどうか」の話ばかりだ。お願いという言葉に、従う従わないという表現もおかしなものだが、けっきょくそういう話のレベルなのだと思う。

 不要不急の外出を控えるというのは、前回と同じように食品や生活必需品の買い物は可ということなのだろうが、どのあたりで「食品」なのかは、今回も「販売する側が」迷うかもしれない。

 前回は、同じ商業施設の食品売り場でも、嗜好品に見なされそうな菓子類は、店側の判断で売り場を閉めてしまった例があった。だが健康状態やさまざまな事情によってはカステラやプリンのようなものしか食べられない(食事として)という人もいるし、もし製造する人と販売する人の都合がつくのであれば、ほかの食品と同様に売ってほしいと、思ったのもたしかだ。

 つい先月中旬くらいまで「GoTo Travelをやめない」とか、GoTo Eatで飲食店応援とか、言っていたのではなかったか、この国は。

 対策が後手後手で、その場のノリで考えているのではないかと思ってしまう。しっかりしろと言いたい。