どこにまとめを書こうかと思ったのだが、やはり、何年もずっとバウムクーヘンのことを書いていた、こちらのブログに。
4月上旬にちょっと人生の転機を感じたわたしが、何か目新しいことをしてみようかと考えた。そこで、バウム好きのみなさんをお誘いして楽しくバウムを食べてみようかと。少しの準備期間ののちに決意し、4月下旬の段階から、中野駅近くの某所(貸し会議室)を3時間予約した。早期予約のためか、土曜日にしては、通常より安くしてもらえたようだ。
企画当初は「当日の参加は8人以内か?」と予想したものの、直前に人数が増えた場合にそなえて、ぎりぎり15名まで可能という部屋にしておいた——だが、食べ物の撮影がらみのイベントでは、やはり「ぎりぎり15名」という部屋に8名前後がはいるのが、ちょうどよいらしい。今日は直前に参加が減って7人になってしまったものの、人数としてはちょうどよく使えた。ぎりぎりと言われていた15名の入室であれば、バウムをカットする場所も確保できなかったはずだ。
次回は、12人くらいで集まりたい場合には、20名まで可の会議室を探したほうが、よいのだろうか。あるいはレンタル会議室でなく、飲食可となっているミニキッチン付きの部屋を、ぴったりの数で予約すればよいのかもしれない。
閑話休題。
こちらが、集まったバウム。わたしは気づいたらあまり写真を撮っていなかったので、集合写真で失礼する。
集まったバウムは…
○ パティスリーヒヤマ(ホール) – ピレネータイプ、文京区 前回の写真(Facebook)
○ デザート倶楽部(ホール) – シンプルなバウム、板橋区 10年前の写真
○ ウィーンの森「バッハ」(ホール) – 密度のあるバウム、島根県 前回の写真
(ちなみにこちらのお店は、形が違うバウム「コンチェルト」もあるが、形が違うだけなのか原材料が違うのかは、不明)
○ マッターホーン(ホール) – 入手困難になってきた有名バウム、目黒区 前回の写真
○ ムッティスクーヘン(ホール) – どっしり豪華なバウムトルテ、世田谷区 前回の写真
○ 柳月「年輪」(ホール) – チーズの風味があるバウム、北海道 前回の写真
○ リンデンバウム(ホール) – 神奈川県の老舗バウム 前回の写真
○ エリザベス(ホール) – 板状。通常は個別包装の小サイズ、今回は特注で長くしていただいた、岐阜県のバウム → 参考写真 (旧「日々バウム」に会員さんがご提供くださったものを転載)
○ ヌーベルボワール(ホール) – かつて「ボワール」という名前だった岐阜県のお店 10年前の写真
○ バウムウントバウム(チョコ生地の個包装を、みなさんでシェア) – 兵庫県 参考写真
○ 千秋庵(個別包装、全員に1個ずつ) – 北海道 参考写真
順番は、わたしが手配したものや、早くから話題に出ていたものから記載し、ホールが先。個別包装は最後。それ以上の意味はない。
ヒヤマさんは、個人的に好きな店である。原材料などがまじめで、店内商品に手作り感があるし、店構えもそれとなくオシャレ。
デザート倶楽部は、店舗に出かけたのは初めて。急いでいたのでバウムだけ買ってしまったが、冷蔵ケースのようなものには半生っぽい焼き菓子があったようだ。それに気づいていればもう少し買ったのだが、棚の後ろの、工場(こうば)のようになっている場所で実直そうに立っていた店主さんに話しかけてしまい、お会計も済んでしまったあとだったので、また次回に譲ろう。
ウィーンの森というお店は、松江市や米子市に店舗がある。いちばん大きかったらしい殿町店というのがどうも閉店したらしく、どこに電話をしていいのかわからなくて2〜3店舗に問い合わせをした。通販は、していないらしい。けっきょく、松江にお住まいの友達に頼んで、東京に用事があるときにもってきてもらった。ありがたや。
マッターホーンさん、いまや買うのが困難。朝一番にお店に寄っても当日分が買えない場合があるそうで、予約も店頭での問い合わせのみになってしまった。今回は参加者さんが手配をしてくださった。ひさしぶりに食べられてうれしい(^o^)。
ムッティスクーヘンさんは、どっしり、がっちりと重厚なお味。表面のフォンダンがしっかりとしている。食べるのは3度目くらいだが、今回のように大きな状態で目にすると、また感動もひとしお。
柳月「年輪」は、期間限定販売をやめて、通常販売になったらしい。カットしてすぐにチーズの香りが漂う。チーズ好きの人は、試してみるとよいかも。
リンデンバウムさんは、かなりひさしぶりだが「そうそう、この味」と思い出した。火の加減がちょっと強めなのだが、そこがまたよい。
エリザベスさんは、今回の参加者さんが以前に個別包装をくださったことがあり、そのときも美味しかったのだが、やはり厚みがあると、また趣が違って美味。
ヌーベルボワールさんは、販売時は冷凍。解凍されたころ食べるわけだが、この、周囲の砂糖がカット時に「しゃりっ」と音がする。参加者さんから「音が聞こえたっ」と、野鳥観察で自然の中にいるかのような、楽しそうな声が聞かれた(^o^)。
バウムウントバウムは、個別包装の商品をご提供いただき、みなさんで少しずつ分けていただいた。今日は思いがけずプレーンタイプが多めだったので、色合いとしても美しかった。
千秋庵を、参加者全員に行きわたるよう、まとめて購入していただいた。こちらはまだ食べていない。楽しみにいただくとしよう。
またこのような集まりが開ける機会がありますように。
(参加者のみなさま、ありがとうございました)