クーポンとか、ポイントとか

 何年か前に、楽天で「○○日まで、2000円以上買った店では送料無料」というクーポンをもらったことがあった。半信半疑で、普段なら重い/大きいなどの事情で送料が数千円になりそうなものを含めて買ってみたところ、どれも見事に送料無料だった。
 そのクーポン画面が表示された直後に家族に伝えたが「そんな画面は出ていなかった」という。何ヶ月か遅れた別のタイミングで見つけて使ってみたらしいが、誰にでも表示されるものではなかったのだろう。どういう客層またはタイミングで判断していたのだろうか。

 今度はAmazonで「○○したら4000ポイント付与」と表示された。とくにそれをしたところで義務や制約が生じるようにも書いていなかったため、半信半疑でやってみたところ、数秒後に4000ポイントが手にはいった。このときも家族に「Amazonを見て」と言ったが、そんな案内は表示されていなかったという。その4000ポイントは数時間以内に使ってしまった。

 いったいこの、降ってわいたようなキャンペーンやらクーポンというのは、どういった資金を使っているのだろう。前者の楽天の例では、もしやそのキャンペーンに賛同した店舗から預かる資金で回したのかなという気もするが、後者のAmazonの場合、利益を得る可能性がある会社は1社のみだった。まさかその1社が、ひとり4000円分を出しているのか…?

 ともあれ、その4000円を使った商品は、近日到着予定。楽しみではある。