テレワークの今後: 文春の記事に見る経営者の本音

 文春の記事で、見出しだけを見た瞬間にオチがわかってしまった。いるだろうな、こういう経営陣 → 2022.01.19 社員がテレワーク継続を望むのに「それを拒む経営陣たち」の本音とは (3ページ目)

 職場に出ていないとき、家で「平日の昼間」にどうしたらいいのか、落ちつかない人がいるのだろう。むろん全員ではないだろうが、わたしはそれをすぐ思いついた。日本の住宅事情も、平日の昼間は誰かしらが不在というのを前提に考えられていることがあり、それぞれがドア付きの個室を持っているとはかぎらない。
 さらには、もし学生がオンライン授業、親のどちらかが在宅勤務に変更になり、さらにはもともと家でパソコンを使っている人がいれば、3人以上がパソコンで家庭用の細い通信回線にしがみつく可能性も出てくる。いや、家庭の回線が太いにしても建物が共同住宅なら、すべての家でそれをやれば通信が不安定だ。

 ごくたまに交替で出社すればいいという会社が増えれば、その会社そのものもオフィスを安い場所に移転できるし(全員が一度に来ないため)、社員もより広い空間が望める遠隔地に引っ越せる。いいことづくしのような気がするのだが。