人の感じ方はそれぞれというが

 Twitterの人気タグとして「Twitter終了」が出ていたので、ときどき読んでいた。数時間で消えてしまうことが多い人気タグの欄だが、まる1日以上も出ているのではないだろうか。中にはおもしろいものもあり、ざっと読んでいたのだが…

 驚いたことに、まじめに「終了」だと考えて反応している人が、けっこういるようだ。終了するはずがないと強めの文体で書く人もいた。
 日常会話などで、もう詰まってしまって先がないとき「はい、終了〜」という言葉を使う経験は、ないのだろうか。あるいはわざわざ人気タグとして紹介されているのだから、そういう軽い意味ではなく事実なのだという先入観で、読んでしまうのか。

 大勢の人がいる場所でも、うっかり安易に(自分なら間違わないという感覚で)強めの言葉を使ってしまうことは誰しもあるのではと思うが、まさか今回の「Twitter終了」でそれを実感することになるとは。

 ちなみに今回の「終了」は、サービスとして終了ではなく、いままでのようなTwitterではなくなるという意味をこめて「終わったー」の感覚で使っている人が多めではある。ただ、真面目に考えた人が「デマを流すなんて」と書いている事例もあった。

 いずれにせよ、何か自分が没頭しているサービスが終了してしまう場合にそなえて、いくつも場所を作っておくに越したことはない。いまさらmixiに帰る人もなかなかいないだろうが、選択肢のひとつとして紹介している人もいた。わたしはマストドンを開始したし、もともとブログやウェブサイトも複数持っているので、ひとつのサービスが終了した場合でも、誰かと連絡が取れなくなるということはない。

 Twitter社での強引と聞く人員整理の影響で、サービスがどうなっていくのかは、これからも見つめていきたいと考えている。