デジタルリマスター版「光る眼」

 30年近くも前の映画「光る眼」(原題: Village of the Damned)を、昨日偶然にスターチャンネルで見かけたのだが、映像に驚いた。つい最近の映像に見えるほど、まったく画像が普通なのだ。

 見ながら「光る眼にそっくりだけれど、最近またリメイクしたんだっけ」と家族と話していたが、主要キャストにクリストファー・リーヴとカースティ・アレイがいたので、間違いなくジョン・カーペンターのあの作品だとわかった。

 デジタルリマスター、恐るべしである。

 しかもキャストを調べたら、1995年のその作品ラストで、光る眼の一員であってもひとりだけ人間に近い感性を持っている少年が街から逃げるのだが、2008年からの「ターミネーター: サラ・コナー クロニクルズ」でジョン・コナーを演じたトーマス・デッカーだとわかった。よく見ると面影がある。

 リマスターであれほどきれいになるものなら(どれほど手間と金がかかるかは不明であるものの)、ほかの作品も期待したい。