盆の入りだが、関東は台風

 最近はあまり足腰がよくない田舎の実母から「盆の入りだから買い物に出た」という電話があった。驚いて「東京は雨だが、そちらは降っていなかったのか」と尋ねると、「車の外がよく見えないくらい降っていた」との返事。さらに頭が混乱したわたしは「車の中で待っていたのか」と尋ねたが、運転してもらい、杖などを使いながら店内にはいったという。

 大雨で滑りやすかったであろうスーパーの床を思うと、年寄りがそんな危ないことをと聞いていてはらはらしたが、無事に帰ってこられたようで何よりだ。

 東京も朝のうちの雨が強く、ゴミの日ではなかったのでのんびり寝ていようかと思ったが、それでも耳にはいってくる雨音だった。午後にいったん少し弱くなったが、夕方からはまた一段と激しく。仏壇に供える果物は前日に買ってあったので、ポケモンもピクミンもせずに、家にいることにした。

 数年前のブログやメモを見ると、8月のこの時期に「電車で座れた、びっくり」やら、「新宿で1車両に6人しか乗ってこなかった」やら、驚くようなことが書いてある。さすがに2年前からは、たいした人数が都内から減るわけではないので、スーパーなども普通の休日程度には混んでいるが、今後に関しては、やはり分散型の休日を取るようなゆとりがあったほうがいいように感じる。お盆の1週間程度だけ集中して移動したり店を一斉に閉めたりするよりも、1ヶ月くらいの長めの期間で、分散しながら休みをとったほうが、気楽でいいのではないだろうか、