ラテン語、はじめました

 おなじみDuolingoの話題だが、数日前からラテン語もやってみることにした。英語とフランス語がある程度わかる場合はラテン語は想像がつきやすく、あまり難しくないだろうとの考えで選択したのだが、やってみるとなかなかおもしろい。

 ラテン語といえば中世のころヨーロッパの共通語のように使われていた歴史のある言葉だが、現代の日常生活でそれを話す人がいるわけではなく、あくまで学習することで知識を得られる古い言語だ。よって学習する単語の事例に、現代の語彙は含まれていない。英語に訳しなさいという問題で、本来なら the US (アメリカ合衆国)であるところ、Duolingoのラテン語の学習ではすべて「アメリカ」になっている。もちろんアメリカ大陸ではなく、合衆国である。

 まだ開始して数日なので、この先どんな例文が用意されているのかは不明だが、スマホやノートパソコンが出てこないことは確実だろう。先が楽しみだ。

 ウクライナ語とロシア語は、少しずつ学習が進んでいる。苦手なのは格変化だ。なんと名詞が格変化する。日本語では格助詞がついて変化をするが名詞そのものは同じだ。例を挙げれば「リンゴと」だろうと「リンゴを」だろうと、リンゴ部分は同じである。だがウクライナ語もロシア語も、単語の最後のあたりでスペルが変わり(それなのに発音は少ししか違わないことが多い)、名詞が男か女か中性か、単語は複数か単数かで判断しなければならないため、duolingoのフクロウが得意げに「この欄には、どれがはいりますか」と、末尾のスペルが微妙に違う単語を出してくると、何度も間違いながら覚えていくしかないのである。

 ウクライナ語は、やっと数字の表現を覚えた。 6と7と8で間違う日々が長く、そのあとは5と9のスペルがやや似ているので混乱し、30なのか300なのかなどのゼロたちに悩まされ、泣きたくなるほどだった。もうしばらく数字は見たくもない(笑)。

 現在エメラルドリーグなので、このままリーグを上がっていくことができたら、4週間後にダイヤモンドである。ダイヤに到達したら、経験値を稼いで競うことよりも、気楽にあれこれと楽しもうと思っている。