オリンピックでの食品廃棄問題

 今日もTBS報道特集で話題が出ていると声をかけてもらい、少し見てみた。

 4000食というのは国立競技場の7月23日分のみの廃棄で、それ以外の会場も含め、連日たくさん出ているという。円で換算すると1億円をはるかに超える廃棄だ。

 注文個数の調整や、余った場合にどうするか(たとえばどこかに譲って食べてもらうのか)などの段取りもできていないが、それ以上に驚いたのが、冷蔵状態でやってきた「揚げ物にタルタルソースがかかったような調理品」を、温め直しもせずに配布していたらしい。それは、まずく食えと言っているようなものだ。脂っこいものを冷たい状態で美味しいと感じられるはずがないし、だいたい、食べづらい。

 段取りができなさすぎ。そして実務に長けている人を、きちんと配置していない。

 胸が痛んだ。