ギフトとして「○○券」を贈る

 相手がどれくらいネットをやっているか、持っているのはスマホかガラケーかなど予備情報が足らない場合、そして本人に事前に聞くのもどうかという微妙な間柄だがお祝いくらいは贈ろう…というとき、勝手な想像でnanacoギフトだのAmazonギフトなど具体的なブランドは選べない。相手がそのサービスを使っていないかもしれないからだ。

(全国どこにでもあるセブンイレブンだが、nanacoギフトはいったん自分のnanacoアカウントにコードを入れてポイントとして受けとるものなので、いわゆる商品券のように店頭で気軽に使うことは、たぶんできないというのが理由)

 昔から世の中にあった○○券(たとえばおこめ券、ビール券)は、それを扱っている店の内部で無関係な商品の購入に使えるので、実は便利である。最近でもあるのだろうか。
 だが図書券(現在は図書カードまたはデジタル版)の場合は、専用のリーダーを設置しているのが書店もしくは大型商業施設内の本コーナーだったりするわけで、図書カードを選ぶには「送る相手の近くに図書券が使えそうな店があるかどうか」を事前チェックが必須だ。

 以前はVISAギフト券なども見かけたし、なにかのおりにいただいたいこともあったのだが、最近は(個人的には)使用事例を見ない。もらう側/送る側ともども、デジタルのやりとりが増えたからかもしれない。

 数ヶ月後に、高くないお祝いを考えている。図書カードと何らかの「○○券」の合わせ技にしようかとも思うが、しかし少額とは言え金額がわかるカード類を送れば、合計金額まで相手にずばりわかってしまうので、多少は物品も入れるとよさそうだ。

 こういうことを考えるのは楽しい。