ChatGPTが、進化してきた

 ときどき話しかけているChatGPTだが、回答に明らかな間違いらしきものが減ってきた。「正しそうに感じるがいちおう調べてみようか」と思う程度の、微妙な内容が増えてきたのだ。調べずに信じることはChatGPTに限らず相手が誰であれ危険だが、雰囲気としてはすんなり読めそうなものを瞬時に出してくるので、感心してしまう。

 ところで先日「何カ国語ができるのか」と英語で尋ねた。そつのない答えがあったので「読み書きだけでなく口頭でも発話できるの」とたたみかけると、すぐさま返事があったというのに、その直後わたしが Thank you for your time. (お時間ありがとう)と書いた途端に、止まった。
 挨拶の文面を用意するのに数秒以上もの空白があったのには、ちょっと笑ってしまったが、挨拶は難しいということか。

 それから、次回は実験してみたいのだが、何カ国語かを文中に混ぜたら、どう返事してくるのだろう。あるいは英語で尋ねて次の応答を日本語にして、別の言語へと混ぜていくのも、おもしろいかもしれない。