U-NEXTに、まさかの「女必殺拳」

 千葉真一作品をU-NEXTで検索したら、その中に志穂美悦子の「女必殺拳」があってびっくり。あとで見てみよう。あれで志穂美悦子は一気にスターとなった。女性のアクションスターがほぼ存在していないころに、あの存在感は強烈だったと思う。



 U-NEXTは探し方がいまひとつわからなくて、これまで一部の作品しか見てこなかったのだが、出演の俳優をたどるなどすれば、掘り出し物が見つけられるようだ。

 いっぽう、ずっと愛用してきているNetflixは外国語の作品が豊富で、あまり知らない言語を字幕で楽しむことができるのがうれしい。関連ありそうな作品をどんどんとリンクで表示させてくれるので、ただなんとなく何かが見たいという気分のときは、自分で探す手間が省ける。

ニュージーランドのJAZZりんご

 サイズがとても使い勝手がよくて、頻繁に購入している → JAZZりんご(公式)
 界隈のスーパーでは、だいたい5〜6個が袋にはいっていて300〜400円前後だ。おもに製菓で具材が足らないときやパン酵母作りの補助として利用している。もちろんそのまま食べることもある。小さめなので使い切るのが簡単。

(画像は楽天から)

 コリッとした歯ごたえもある。アップルパイにも向くのではないだろうか。

怖いのは、幽霊ではなく

 このところ、物件探しのサイトを見ているせいか、SNSの広告欄に「怖い部屋」などのタイトルで、怪談または事故物件の本の宣伝が出ることがある。もともと本は好きで、怪談もよく読むので、不動産の検索をしはじめた相乗効果でかなりの広告が「怖い部屋」系で占められる日もあるようだ。

 わたしは、事故物件や縁起の悪そうな歴史を持つ場所を、あまり賃貸/購入したいとは思わないが、その理由は幽霊が怖いからではない。周囲に暮らす人々の記憶にその情報が残ったままの場合、わたしが住む家が「あ〜、あの家」という、妙な関心を引いてしまう。そこに暮らす自分や家族の人柄ではなく「あ〜、あの家」扱いというのは、暮らしていく上で健全とは思えない。

 歴史に名を残すような刑務所(兼処刑場)があった跡地であっても、お得なタワマンができますよと宣伝されれば住む人はいるだろう。土地の由来を知らない場合も含めて何十人もが契約し、入居すれば、周辺住民もいちいち気にしないはずだ。気にするもしないも、人それぞれだろうとは思う。
 それに気にする人の場合でも、直近の10年くらいならばともかく、50年も100年も昔に刑場でしたというのは気持ち悪さが薄れるものかもしれないし、直近のものほど人の噂にも上らない。

 だが1軒家とか、地域内の狭い区画で「このあたりで以前に、こんな悲惨な事件があって〜」となれば、話は別。幽霊が化けて出るよりも、近隣住人との付き合いが健全にできない可能性のほうが、よほど心配だ。

 さらに、書くまでもないがその事件が未解決だったり犯人が逃走中となれば、わたしは契約も入居もしない。

 わたしは子供のころから怖い話(幽霊話を含む)、不思議な話(UFOなども含む)が大好きだったが、ひとり暮らしをしていたあいだも、何か出たとか見たなどの実体験が、ほとんどない。自分に関してはけっこう現実的なのだろうと思う。

 幽霊を気にする暇があったら、実生活の人間関係を良好にしておいたほうが、遙かにお得である。

日本の一戸建て住宅と、ホームエレベータ

 数日に一度は不動産情報を検索して、物件を見て楽しんでいる。

 最近ちょっとした遊びを見つけた。不動産屋は自分たちが現地に案内したいために、ほとんどの場合は物件の番地を最後まで書かず、○丁目などで終わりにする。だが間取りと外観写真を頼りに、Googleマップの航空写真とストリートビューを使って、場所を見つけられることがわかってきたのだ。
 まだ発見までの時間はかかっているが、だんだんと成功率も上がってきた。さらに写真に誇張(家が大きめ、日差しが明るい)があっても、実際に見つけるまでに現実とのギャップがどれくらいあるかについても、頭の中で補正できるようになってきた。

 さて、検索しているとはいっても、金額的にも事情としても、まだ買えるわけではない。希望は一戸建てであり、いちおうこんな無茶を書いておくが、けっこう譲れない点も多い。

 ○ 1戸建て。隣家と密着はしていない状態で、仮に左右のいずれかが密着していても、南側には空間がある。
 ○ できれば2階建て以上(東京にはやや低い場所に半地下のガレージまたは物置があり、その上のやや高い場所を1階として、さらにその上に2階と名乗るフロアの縦長物件が、けっこうある)
 ○ 生活圏をあまり極端に変えたくないので、できれば慣れている場所から半径1km以内がありがたい。
 ○ 土地は「所有権」
 ○ 築は30年以内、できれば20年くらい。
 ○ 安いとありがたい。
 ○ 階段が危険ではない(歩きやすい、手すりがじゅうぶんにある)

 最後の「階段」は、ゆずれない。物件を見つけて購入を決意するまで(事情が整うまで)に数年以上あるので、いまよりも高齢になっていく。屋内で移動するのがおっくうになるかもしれず、その際にせめて「安全な階段」であってほしいと願う。

 日本の家屋は狭いところにぎゅっとパーツを押しこめるせいか、ホームエレベータを設置している小規模住宅は、あまりないように感じる。何億円もするような大きな住宅か、店舗をしていた住宅兼用の場所でもあれば別かもしれないが、普通はかなり「めずらしい」はずだ。

 だが中高年が家を買ったとして、できればもう引っ越したくないとなれば、危険が差し迫る「前に」、階段の補強またはエレベータの増築が必要になってくる。

 新築のうちから、エレベータ付き物件を作ってもらえたらありがたいのだが、都心に近いあたりでは、価格とスペース的に、難しいのかもしれない。

羊が届ける、天国に向けたメッセージ

 オーストラリアで、おばさん(伯母か叔母かは不明)の葬儀に出られなかった農家の男性ベンさんが、高いところから見えるように、おばさんへの思いを何百頭もの羊で描いたメッセージ。
 

 ドローン撮影。素晴らしく、そして雄大。おばさんにも届いているはず。

 このツイートは関係者(名字が同じなのでご家族と思われる)による正式なもので、ニュース各社が使用している映像のオリジナル。

白金高輪駅の事件で感じたこと

 白金高輪駅の構内で、許せない事件があった。動機は不明だが、黒ずくめでマスク姿の男が特定の個人をつけ狙って、その顔に硫酸をかけたというものだ。

 その後の報道では「3駅前」から、そしてその駅界隈にある被害者の勤務先近くでも、防犯カメラに容疑者らしき人物が写っているという。動機はなんであれ、狙う人物は早くから決めていた可能性があるようだ。

 容疑者の顔や服装、体つきは、テレビなどメディアで大写しになった。マスクをしているとはいえ、目のあたりは鮮明で、知り合いが見れば誰だかわかるはずだろう。

 …それなのに、なぜか、犯人逮捕の続報がない。なぜだろう。

 実は気になっていたことがある。

 容疑者は、紙の切符を使ったのだろうか。最近では以前のように、切符の代わりになる使い捨ての磁気カードはない。記名式であろうとなかろうと、ほとんどがICチップを利用したカードだろう。スマホに組み込んでいる人も多い。つまり金額の残高だけがわかった大昔の磁気タイプよりも、足がつきやすい。

 JRや交通機関各社は、利用者のデータを外部の企業に売る場合のプライバシーについては、細かく規定している。利用者個々人について外部の会社は把握しませんよと、念を押している。だが外部に出すのではなくて自社内ならば、その時間に○○駅から○○駅を利用した男ということでデータを絞り、普段どこの駅を利用している人物であるかなどの特定は簡単にできるのではないだろうか。技術的にはおそらく可能で、道義的にも、裁判所などが認めれば分析できるものと思う。

 紙の切符を使うと、被害者がその日に降りる駅が違った場合に対応が遅れる。そして紙を吸いこんでくれる改札の機械は格段に減った。時間のロスと被害者を見失うリスクを減らすのであれば、ICカードを使ったほうが早い。

 …これくらいわたしでも思いつくので、交通機関(今回の場合は東京メトロまたは都交通局)や、警察が動いていないはずはない。ではなぜ逮捕の報道がなされないのか。

 名前と場所をつかんでいて、捕まえたあとで発表するのかもしれないが、それにしても、時間がかかっている。

(2021.08.28午後追記)
 沖縄で容疑者逮捕だそうだ。安堵。
 この記事によれば(→AERAdot. 「硫酸男」を沖縄で逮捕! 琉球大学理学部出身で専門知識も 被害者は後輩)なんと、当日は切符を使ったらしい。防犯カメラ等をつなぎ合わせた分析で24日の夜に静岡の自宅にもどったこと、25日に静岡駅から逃亡したことまではわかったが、そのあと沖縄で発見されるまで時間がかかったようだ。

パン酵母の処分を、原発の政策に例えた話

 何年つづけていたかわからないほどのパン酵母(小麦由来)を捨てたのが、8月上旬。捨てる決意をしたのが8月5日だったが、その数日後にようやく「えいっ」と捨てた。

 もちろん、理由は、ある。

 パン酵母というのは、つづけていくと「わーい何年ものだ〜」という自己満足にはなっても、質が落ちたときに苦行となって、自分の身に返ってくる。つまり、元気がなくなってまずくなったとき、酵母の元気をとりもどすために連続して何回も「まずいパン」を食べなければいけなくなるのだ。短期間に何回か焼いているうちに酵母が元気になればそれでいいが、なかなか不調から抜け出せなければ「なんでパン酵母をつなぐためにまずいものを食べるのか」という話になる。

 その際、ごく一部を手元に残して酵母の大半を捨ててしまえるのであれば、苦行は必要ない。少量の(まずくなりかけた)パン酵母を何回か使ってよみがえらせれば、早く幸せな日々が来るのだ。だが「まずくなったくらいで、小麦粉を捨てるなんて」という、昭和後半生まれのモッタイナイ根性が顔を出し、まずい酵母をできるだけ捨てずにそのまま全体を生き返らせようとして、これまで数年のあいだ、何かの拍子にまずいパンを焼いてきた。

 何年も同じ酵母をつないでいく(小麦と水と塩)というのは、わたしが勝手に「すごい」と思いたいためだけの自己満足だ。だが実際には季節の果物のあまりや、余ったドライフルーツを使って容器に水と一緒に入れておけば、数日後にはよい酵母がとれて、かなり勢いがあり美味なパンが頻繁に焼ける。そのほうがぜったいにお得であり、ストレスも溜まらず、しかも楽しい。
 酵母を液としてしぼっておいて、パンを焼きたくなったっら、こねる前の日に、その液と、水と小麦と微量の塩を、何回かにわけてきれいな容器で混ぜていく。そしてこの季節なら1日くらいで発酵種が膨らむので、その日(または翌日に)それを使ってパンをこね、半日以上寝かせてから焼く。

 これまで何度か「小麦酵母、捨てて新しくやり直したい」と思ったことがある。あるいは「小麦酵母をやめてしまい、たまにドライフルーツなどで酵母を起こしたい」とも。
 だが「何年もつないできたのに、この瓶の中の酵母は水と塩と小麦粉でできているのに。自分のミスでまずくなったものを捨ててしまうなんて、そんなことしていいと思っているのか」と。。。別に誰が叱りつけるわけでもないのに、自分にまずいパンを食べるという苦行を課してきた。わたしはまだいいが、家族などはよく付き合ってきてくれたものだ。

 やり直したいと考えるたび「原発じゃあるまいし、捨てねば」と自分に言いきかせた。だが踏ん切りがつかなかった。
 事故があったら危険だし、再処理なんかできやしないし、常識的に考えればさったとやめりゃいいのにと思える原発を、おそらくは「これまで長い期間の投資をしたから」、「自分がやめた人間と言われたくないから」などのくだらない理由により、動こうとしない政府。それをばかだと思いながらも、それでも自分は、容器に入れていたパン酵母が、捨てられなかった。
 踏ん切りがつかない自分に「これじゃ政府と同じアホではないか。やりなおそう」と言いきかせ…何年ものかわからないが、冷蔵庫に寝かせていた小麦酵母のボトルを捨てた。

 これからも、自分を説得するときに「政府と同じでいいのか」という文句は使えそうである。

 そしてこのところ、快適にパンが焼けている。

 

ATMに、素速い人がいた…のか?

 ひさしぶりに現金を下ろそうという話になり、みずほATMに立ち寄った。有人店舗ではなく、ただ3台が並んでいる場所だ。

 はいるなり、わたしは左端を使った。ほぼ同時に家族が、残るどちらかのATMを使った。わたしたちがそこにはいる以前には室内に誰もおらず、通りに面したガラス戸は見通しがよいので、誰かが目立たずに立っていたとは、思えなかった。

 だがわたしが「残高照会」を押したとき、ほぼ同時に残る2台のATMから「いらっしゃいませ、ご利用ボタンを押してください」と音声が流れた。入店時はふたりだったと思っていたが誰かが来たんだなと思いながら、残高照会のあとで、引き出しを押す。

 わたしは残高の千円の単位を見てから下ろすのが好きなので(たとえば残高の最後部分が1万8千円となっていれば、8千円または1万3千円を下ろすと、残高の最後部分が1万円または5千円になる)、こうして2回手間をかけるのだが、家族はそういうことにこだわらず必要な額だけを下ろすため、わたしより操作は速いはずだ。

 だが、わたしが顔を上げて連れを見たとき、もうひとりの人は、もういなかった。

 驚いて「いまここに、誰かいなかったか」と尋ねると、いたと思うがすぐ出ていったらしいという。速度から考えて、何かを押したもののすぐやめて出ていったのではないかとのこと。
 あるいはその人物はみずほ銀に頼まれた係員で「ATMは無事に動いているな、よし」という確認のため、風のように来て去っていった可能性もあるとの珍説も披露されたが(この数日、みずほ銀のATMトラブルがあったらしい)、それにしても、後ろ姿くらい見えてもよさそうなものだ。

 お盆の時期なら「誰かが帰ってきたのかな」と思うところだが、亡くなってからも現金が必要とは思いたくないので、この話は深く考えないことにしておこう。

 

会社員時代に焼き肉屋に出かけた話

 わたしはかつて、外食がけっこう好きだった。独身のころはとくに家に帰って何を食べようかなどと考えるのも面倒で、誰か時間がありそうな人間を見つけては一緒に食べてから帰宅するか、あるいはコンビニ等で軽食を買って家に持ち帰った。

 当時はネット仲間(パソコン通信)らともよく出かけた。店だけ予約しておいて、現地で注文しつつ適度に食べたら一人○○円くらいで収まるだろうという推測を事前に話しておけば、その通りになってもならなくても、みんな安心して食べてくれたし、文句も出なかった。同年代が多かったので、たいてい割り勘だった。

 ところがそのころ、その同じノリで会社のメンバーに「来週にでも、(会社の近くの)焼き肉屋にみんなで出かけませんか」と声をかけたのだが——妙なことになった。

 事前に「コースなどは頼んでいないので、適度に食べて、○○円くらいにしましょう」と話しておいた。だがパソコン通信の集まりとはまったく異なっていたのは、参加者の年代である。8人くらい参加だったと思うが、わたしは20代後半で、メンバー平均よりやや下だった。
 食欲と雰囲気で気持ちが大きくなったのか、入店してメニューを見るなり張りきって注文を開始してしまった人が、最低でもふたりいた。どちらもその8人のうちでは年長。

 わたしの思惑としては、テーブルで相談しながら「○○を何人前で、それ以外にどれにしようか」などと、メニューの金額を見ながら決めていく予定であったため、そのふたりが自分が食べたいものを少し多めに(1人前ではなく周囲にシェアできる程度に分量で)注文していくのを見て、驚いた。

 予約した人間であるのにも関わらず重視されないといった経験はそれまでなく、わたしは面くらった。「あれ、おかしいな。このふたりは余分に払う覚悟でもあるんだろうか」と見ていたが、そのうち何人かの男性が、影響されたのか競うように注文をしはじめた。瞬く間に会計は膨れあがった。

 店の人に金額を言われて、さすがに凹んだ。
 独身で気楽だったわたしとしては払えない額ではなかったが、自分が予想した通りに進まなかったことで、気分がもやもやもやした。

 会計で渋い顔をしていたわたしに、最初に注文をしまくった年長の男性が近づいてきた。さすがにまずいと思ったのか、「最初に言ってた額じゃ、だめだよね」と確認に来たのだが、だからといって多めに払ってくれるわけでもなく、席にもどって「各人○○円くらいです」と告げていたのみ。そして、全員が割り勘になったのだ。

 その会合は、楽しかったといえば楽しかったが、さほど食べていなかったであろう若い女性らも含めて全員が割り勘というのは、ちょっと気の毒だった。もとはといえば、わたしが途中で「そんなに頼んで大丈夫ですか」と言えなかったのが悪いのだが、最初の段階で「この人たち(たくさん頼んだ人たち)が、多めに出すんだろうな」と考えてしまったため、言い出すタイミングを失い、ずるずると進んでしまった。

 さらに翌日。最初に張りきって注文をした男性のうちのひとりが「予定外の出費でたいへんだった」と、わざわざわたしのところに言いに来た。こちらとしては「はぁ、そうですか」としか言いようがなく、実際に何を返事したのかは覚えていない。こちらにしてみれば、踏んだり蹴ったりだ。

 もうその日を境に、「次に出かけることがあれば、ぜんぶ仕切る」と、気持ちを新たにしたのだったが、自腹の集まりがそれほど増えなかった——。というのも、中間管理職またはさらに上のほうで、職場のイベント(転勤などと)の場合は会社の経費を使うことにしようという悪知恵を、思いついたらしいのだ。思いついた人々はその仲間内でもせっせと同じ手を使っていたようだが、実にばからしい。そういう経費の使い方は、入社から間もない若手や、席に呼ばれることが少ない女性には、ほとんど無関係だ。経費を使うなら幅広い用途で使えと思った。

 わたしは数年後にその会社を辞めた。その数年後にメールをしたときには、社内の改変でほぼ数名しか当時のメンバーが残っていないという返事があり、さらにそれからしばらくしてネットで検索したら、社名を変更してまったく違う場所に移転していた。

 この焼き肉屋については25年以上も前の話だが、たまに思い出す。

市販の睡眠導入剤

 季節の変わり目や、暑すぎる、寒すぎるなどの時期に、寝つかれないことがある。ひどいときには布団にはいってから2〜3時間ほど、自分が寝ているのか起きているのかわからない状態がつづく。

 そんな時期だけでも、市販の睡眠導入剤を試してみようかなと検索してみたところ——。すべてとは言わないが、いくつかの有名商品は「本来は別の用途で使われる薬が、その副作用として眠気を誘発する」ため、睡眠導入剤として売られているらしいとわかった。
 有名なところでは、抗ヒスタミン剤。

 わたしはかつて、夏にひどい蕁麻疹に悩まされた際や、まぶたのやわらかいところに何らかの虫刺され(?)が生じたらしく顔が腫れてしまったことがあり、近所のクリニックで抗ヒスタミン剤を処方してもらったことがあった。あとで別の皮膚科専門医に聞いたところでは、てっとり早い効果は見込めるが自分ならば別の薬にするということだったので、医師によって考えは違うらしい。とにかく、その医師が処方してきた抗ヒスタミン剤は、飲んだら起きていられないほど眠気がすごかった。

 あれはすごかったなと、思い出す。昼間だったのに2時間ほど爆睡した。

 そして、迷った。含有量にもよるだろうが、あれを睡眠目的に服用するというのはどうなのだろうと、ちょっと考えてしまったのだ。

 1日ほど考えて、ドラッグストアに出かけるのをやめて、「眠くなければ無理に寝ない」という作戦のほうがマシであるという結論に至った。あるいは、夜中に飲食はよくないだろうが、気持ちをリラックスさせるために温かい飲み物を少し試してみるのもいいかもしれない。
 薬に頼ると、常習してしまうのではと、怖くなる。